1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

67歳でオスカーから独立…俳優・村上弘明さんが語る今後のビジョン「挑戦、冒険で!」

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月21日 9時26分

67歳でオスカーから独立…俳優・村上弘明さんが語る今後のビジョン「挑戦、冒険で!」

村上弘明(C)日刊ゲンダイ

 俳優の村上弘明(67)が8月にオスカープロモーションを卒業、12月から新たにオネストと業務提携という形で再出発した。「残された時間はそう多くはないから、挑戦、冒険で!」と前向きに語る村上に今後のビジョンを聞いた。

 ──事務所からの独立を決断した理由は?

「本来は5年、10年前に動くつもりでいたのですが、去年の海外ドラマのオファーがきっかけになって、まずは独立しようと思いました」

 ──そんなに衝撃的なことが?

「代理店の経由でApple TV+のオーディションの話が来て、スマホで動画を送れって、詳細を何も知らされず送ったら合格しまして。撮影がカナダのトロントだったんですが、空港に行くのに自宅にハイヤーが迎えに来て、飛行機もホテルも広い部屋があてがわれて、到着した翌日に撮影現場に打ち合わせに行ったら、体育館2つ分ぐらいのケータリングが用意されていて、規模感が違いました」

 ──撮影も違うそうで。

「一度にカメラ2、3台で撮っていて、『自由にやってください』と俳優に任せられてる部分が多くて。Apple TV+の『パチンコ』のシーズン2という作品なのですが、今までは予算とか、箱にとらわれていたけれど、これからは役者として内容重視でトライしていきたいなと」

 ──コロナ禍にも学びがあったそうですね。

「みなさんと同じですが、仕事がなくなり、その時は焦りましたよ。そこで読みたかった本を読みあさり、ドストエフスキーを読むに至ったことも新たなモチベーションになりました」

 ──今後はどんな挑戦を?

「僕は岩手県陸前高田の広田湾っていう漁師町出身ですから、自然を知っている田舎者の強みがあります。シナリオで生かしたいと思いまして目下原稿作成中です。英語も昔は仕事で話せるようにしたのですが、使わないと忘れてしまって学びなおして、海外の仕事を増やしたい。もう『必殺仕事人』からずいぶん経ちましたが、毎日ウオーキングして“鍛冶屋の政”として走れる体をつくり、いつお話が来てもいいように準備しています!」

(聞き手=岩渕景子/日刊ゲンダイ)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください