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オリオールズ菅野智之を待つ本拠地球場の不安要素…3年連続PS進出を目指すチームで先発4番手起用見込み

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月21日 9時26分

オリオールズ菅野智之を待つ本拠地球場の不安要素…3年連続PS進出を目指すチームで先発4番手起用見込み

菅野智之(C)JMPA

 巨人から海外FA権を行使して、オリオールズと1年約20億円で合意した菅野智之(35)が日本時間20日、自主トレ先のハワイからリモートで入団会見に臨んだ。

 オリオールズを選択したことについて「素晴らしいピッチングスタッフと、プレーオフ、ワールドシリーズを勝ちたいという熱意が伝わった。純粋にそこで投げてみたいという思いで決断しました」と説明した。

 長らく巨人のエースとして君臨したベテラン右腕は来季開幕当初はローテの4番手で起用される見込み。3年連続ポストシーズン進出を目指すチームで先発の一角として重要な役割を担うが、ホームとなる本拠地には不安要素がある。

 オ軍の本拠地オリオールパーク・アット・カムデンヤーズは2022年のシーズン開幕前、左中間フェンスを最大9メートル後方に下げたり、内野の芝も新種のものに張り替えるなど、大規模な球場改修を実施した。チームの方針から芝は長めにカットされているため、打球が失速して、内野安打が多いことでも知られる。球場別の内野安打率は22年が7.2%で4位、23年が6.5%で6位だった。

 菅野は今季、ゴロ/フライ比率(1以下でフライボール投手)は1.46をマークするなど、日本ではゴロで打ち取るタイプだった。投球スタイルを変えない限り、新天地では内野ゴロに仕留めた当たりが内野安打になりかねない。本拠地の芝には要注意だ。

  ◇  ◇  ◇

その他にも菅野には懸念点がある。巨人関係者が不安視する「野手をウンザリさせてきた悪癖」とは、いったい何か。なぜそれがメジャーでネックになるのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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