ソフトバンク中村晃は山川穂高に押し出され年俸5000万円ダウンでも“球団に感謝”する人柄
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月21日 9時26分
中村晃(C)共同通信社
それでも愚痴ひとつ言わなかった。
20日、ソフトバンクの中村晃(35)が契約更改を行い、5000万円ダウンの年俸1億円でサイン。今季が2年契約最終年だった。
「成績もあったので、ダウンしました」と本人が話したように、今季は代打メインの起用で、101試合、203打席で打率.221、0本塁打、16打点。スタメン出場はわずか30試合に留まった。136試合、585打席で打率.274、5本塁打、37打点だった昨季に比べ、大きく成績を落としたのは事実だ。
今季は西武から山川穂高がFAで加入。その割を最も食ったのが中村だ。
いずれも一塁が本職。守備では中村に軍配が上がるものの、一塁手は何より打つことを求められるポジションだ。中村は代打起用中心となるも、その代打でも70打席で打率.203と、高い数字を残せなかった。
その挙げ句の5000万円ダウン。中村の立場からすれば恨み節の1つも言いたいだろうが、会見では、
「(球団からは)チームを引っ張ってくれたという言葉をかけてもらって、救われた部分はある」
と謙虚な態度を崩さず、
「今まではレギュラーだったが、今年はベンチから野球を見ることが多かった。勉強になった」とも言った。山川を獲得し、生え抜きのレギュラーに冷や飯を食わせた球団こそ、救われた思いではないか。
「試合前の準備など、人が見ていない所でも手を抜かずに徹底して行う職人タイプ。寡黙なので多くは語らずとも、影響を受ける選手は少なくない。こうした選手こそ、球団は大事にすべきですよ」
とは球団OB。
代打の切り札として、もうひと花咲かせられるか。
◇ ◇ ◇
ところで今オフ、ソフトンバンクに移籍した上沢は、なぜ古巣の日本ハムのオファーを蹴ったのか。決断を後押しした「納得の理由」とはいったい何か。
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