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佐々木朗希はカネにも執着か…チーム力は度外視、4球団との面談で見えてきた"共通項”

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月23日 11時32分

佐々木にはそれが引っ掛かったのではないだろうか。かつてスポニチのインタビューに答えてこう言っている。

「僕はお金持ちになりたいんです。お金が欲しいわけではないけれど、自分が誰かのために、行動を起こすには、どうしてもお金が必要だと思うんです。そういう時に、自分の生活ができる上で、周囲に対して何かできるぐらいのお金を持っていたい。引退した時に、何かに使えるぐらい。そういうことをしたいと思っています」

 仮に今オフでなく、25歳になる2年後にメジャー挑戦すれば、25歳ルールには抵触しない。メジャーの投手史上最高額となる12年約465億円でドジャース入りした山本由伸(26)くらいの大金を手にする可能性もあった。にもかかわらず、そうしなかったことに関して、代理人のジョエル・ウルフ氏はこう言っている。

「佐々木の目を通して見ると、人生に絶対はない。彼の人生で起こったことを見ても、彼は何も当然とは思っていない。2年後に山本のような契約を結ぶという絶対的な保証はない。彼は2度、肩を故障しているし、脇腹を痛めたこともある。思うようにいかない可能性もある」

 つまり「人生に絶対はない」から、チャンスがあるうちにメジャーにチャレンジしたい。制約があったとしても、その範囲内で「周囲に何かできるぐらいのお金を稼ぎたい」と考えているのではないか。

 入団当初の年俸は制限されても、本拠地の市場規模がデカければ、より多くのスポンサー収入が期待できる。バックには敏腕代理人も、マネジメントを担当する大手広告代理店もついている。

 面談という2次選考に進んだ球団を見る限り、佐々木の選択肢のひとつはビッグマーケットに本拠地を持つチームという気がしてくるのだ。

  ◇  ◇  ◇

ところで、ロッテにとってスペ体質の佐々木朗希は「足枷」になっていたと言っても過言ではない。いったいなぜか。球団を困らせた深刻な事情とは何か。佐々木がいなくなり石川柊太が入団したことがもたらす「圧倒的メリット」とはいったいどのようなものか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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