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安倍昭恵さんは本当に“私人”? トランプ次期米大統領とのやり取り明かさずノラリクラリの既視感

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月23日 12時42分

安倍昭恵さんは本当に“私人”? トランプ次期米大統領とのやり取り明かさずノラリクラリの既視感

飛び回る(C)日刊ゲンダイ

「戦争をしたくない人なんだと思う」

 故・安倍晋三元首相夫人の昭恵氏(62)が22日、東京都内で講演。15日に米南部フロリダにあるトランプ次期大統領(78)の私邸を訪れ、夕食会で面会した際のトランプ氏の印象についてこう語った。

 トランプ氏との早期会談を望んでいた石破茂首相(67)よりも早く、「私人」が面会を成し遂げたことに対し、「どういう立場なのか」「日本政府や外務省はどう動いたのか」といった声が上がっていた昭恵、トランプ両氏による面会。

 講演会では当然、トランプ氏の石破政権に対する考え方や、何を語っていたのか、大統領就任前は石破首相と面会しないとしていたにもかかわらず、なぜ、「会ってもいい」という姿勢に転じたのかーーについて、昭恵氏の発言に注目が集まったのだが、「聞きたいと思うが、いい夕食会だったと言うにとどめたい」と内容を明かさず。「(トランプ氏が)平和な世界に導いていただけたらいいなと思っている」と感想を述べていた。

■なぜ、タダの私人が日米間のキーパーソンのような扱いになっているのか

 SNS上では早速、《これ、どういう立場での講演会なのか?》《トランプ氏とのやり取りを明かすための講演だったのでは。誰から口止めされているのか。やはり日本政府か》《なぜ、タダの私人が日米間のキーパーソンのような扱いになっているのか》《平和な世界って、ウクライナもパレスチナも領土を奪われたままでオシマイの意味か》《トランプが戦争をしたくない人?いつも相手を挑発している暴君みたいな人だけど?》といった投稿が続出。

 その一方で、《今の国会では、野党から国会議員の配偶者らがカネを引き継ぐことを禁止する「政治資金世襲禁止法案」が提出されているけれど、昭恵さんはどう考えているのか》との意見も。

 というのも昭恵氏は安倍元首相が亡くなった2022年7月8日、いずれも安倍氏が代表者だった資金管理団体「晋和会」と「自民党山口県第4選挙区支部」の代表に就任。生前、安倍氏が集めた2.1億円のカネは「晋和会」に集められ、すべてを昭恵氏が“相続”。これに対し、ネット上では《政治家でもない人がなぜ、多額のカネを相続税もなく受け継げるのか》と批判の声が上がっていたからだ。

 講演会では、トランプ氏が2019年に国賓として来日した際のエピソードを振り返っていた昭恵氏。「私人」とはいえ、国民が知りたいことについて、ノラリクラリはぐらかす姿勢は「ザ・自民党政治家」と言っていい。

  ◇  ◇  ◇

 衆院選でも自民候補者の応援演説で大忙しだった昭恵氏。●関連記事【もっと読む】で『トランプ次期大統領が急転直下、石破首相との早期会談に意欲…狙いと昭恵氏「懇談」を巡るナゾ』【さらに読む】で『昭恵さんがトランプとの「絆」の深さ世界に見せつけ 驚きの“外交力”に色めく安倍シンパと裏金幹部たち』を取り上げている。

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