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『光る君へ』ロスはまだまだ続く…柄本佑 “藤原道長”熱演の余韻で《いずれは大河の主役》の声も

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月24日 9時26分

『光る君へ』ロスはまだまだ続く…柄本佑 “藤原道長”熱演の余韻で《いずれは大河の主役》の声も

女性人気も高い(C)日刊ゲンダイ

 各局の秋の連ドラが最終回を迎えた。が、それぞれのドラマのファンたちはネット上でまだ熱く感想を書き込み続けている。例えば、柳楽優弥(34)主演の『ライオンの隠れ家』(TBS系)には《数年後に幸せそうな顔で小森家に集う様子をぜひスペシャルドラマで見せてほしい》なんてリクエストも目立つ。

「さらに熱烈なのは藤原竜也さん主演の『全領域異常解決室』(フジテレビ系)。日本の神々が特殊能力を駆使して戦うというマニアックな内容に多くのファンがついた。ひょっとして秋ドラマの中で“シーズン2”を一番熱く望まれているのはこの作品かも」(テレビ誌ライター)

 18日放送の『ゼンケツ』の最終回では、いきなり溝端淳平(35)演じる京都本部室長・日野克己が登場。コテコテの京都弁で手から火を出す新キャラに視聴者は《こんないいキャラ、最終話だけなんてもったいない!》と大興奮。さらには《京都の局長に天海祐希さんをキャスティングしてください》《出雲は小栗旬さん、伊勢は山田孝之さんで続編お願いします》などなど、シーズン2の“妄想キャスト”の書き込みも止まらない。《長くたっぷりと見たいから》という理由で、映画化よりも圧倒的に連ドラでの続編が望まれているという点からも愛され度が伝わってくる。

「今年一番ネットの書き込みが盛り上がったドラマは『ゼンケツ』かもしれませんね。私もシーズン2を切望します。それからNHK大河『光る君へ』も、ファンの思いがとにかく熱い。最終回の後も考察や感想が止まっていません。ドラマは終わったとて、それでもまだファン同士で語り合いたくなる……『ゼンケツ』『光る君へ』共に余韻ある素晴らしい作品でした」と話すのはドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏だ。

『光る君へ』の最終回についての解釈もネット上では盛んだ。最終回のラストで再び旅に出た主人公のまひろ(吉高由里子)。だが、これが《まひろはその直前、鳥かごが朽ち果てた瞬間に息絶えていて、旅は実は死後の道なんだと思う》なんて推測が多くある。

「見る人それぞれの解釈があっていいんですよね。主演は吉高さんではありましたが、藤原道長を演じた柄本佑さん(写真)の演技が圧巻で、実質ダブル主演といってもいいかな、と。手と指とほぼ目の動きだけで見せた、柄本さんの最終回の演技は凄まじかった。生命の灯が消える間際の人の表情、まひろを求める指の切なさ。胸が詰まりました」(前出の山下氏)

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