1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

帰省時の「足」をどう確保する?今のうちから対策を【親を要介護にさせたくない】

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月24日 9時26分

帰省時の「足」をどう確保する?今のうちから対策を【親を要介護にさせたくない】

効率よく回るには車は不可欠(C)iStock

 親の介護が現実化してくると実家に足を運ぶ機会が増える。医療・介護の専門家たちとの相談、必要書類を集めるための役所詣で。ひとりで回るだけでも大変なのに、金融機関では親本人を連れていかねばできない手続きもある。すでに自身が退職し、じっくり腰を据えていられるならともかく、少ない日数で効率よく動きたい場合は、それなりの「足」が必要だ。

 足とはズバリ、車のこと。それは地方に行くほど重要で、天候に左右されず、短い日数で周辺を効率よく走り回るのに欠かせない。

 マイカーで実家まで行くことができたり、親の車が使えるなら心配ないが、現地の公共交通機関に頼っていては、やるべき仕事がなかなかはかどらない。かといってタクシーを多用すると、相当な金額になってしまう。

 対応策として考えられるのはレンタカーかカーシェアということになるが、これも日本全国どこでもあるわけじゃない。両者の違いをよく理解した上で、上手に使いこなすことを覚えたい。

 大まかな例を挙げると、レンタカーは借りる場所が空港や駅、街の中心部などの営業所。対面の手続きが必要なので、営業時間内に現地に行く必要がある。返却は別の営業所を設定することができ(距離により別料金が発生)、燃料は満タンにして返すのが基本。基本的なレンタル時間はおおむね6.12.24時間。その後は1日単位の料金設定が多い。

 一方のカーシェアは街なかの駐車場などにステーションと呼ばれる専用スペースが点在する。アプリ予約で24時間いつでも借りることができ、燃料費は基本的に料金に含まれるため、満タンにして返す必要はない。レンタル時間はかなり細かく設定でき、15分ごと~6時間以内、それ以上などの計算にも対応するものの、地方ではステーションの数が少なく、借りた場所でしか返すことができない。

 これらを考慮すると、実家近くでカーシェアを利用できるなら、細かく貸し借りを繰り返すのが便利で、費用も抑えられる。ただし、毎回予約ができるとは限らない。長期の予約をすると、レンタカーの方が安くなるケースもある。そしてもうひとつ、どちらも長期で借りると、実家に車を入れるスペース(車庫)が必要になることも注意したい。

 まずは実家近く、最寄りの空港や駅にレンタカー営業所とカーシェアステーションがどれだけあるかを調べ、細かな日程を組んでから費用と利便性を検討しよう。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください