2025年のJ1はIT富豪による“骨肉の争い”に発展! 神戸vs町田の熾烈な補強合戦の行方は?
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月25日 9時26分
楽天の三木谷浩史会長兼社長(左)とサイバーエージェント藤田晋社長(C)日刊ゲンダイ
サッカー界では、「2025年シーズンのJ1は、IT長者同士の激しい優勝争いになる」とかまびすしい。
2024年シーズンで連覇を果たしたヴィッセル神戸の親会社・楽天の三木谷浩史会長兼社長(59)、J1昇格1年目で3位と大健闘した町田ゼルビアの親会社・サイバーエージェントの藤田晋社長(51)ーー。この2人がこのオフ、カネをジャブジャブと注ぎ込んでチームを強化し、来季の覇権を争うというのである。
3連覇を狙う神戸の頭痛の種は、今季MVPを獲得したFW武藤嘉紀(32)の去就だった。
チーム最高年俸(3億円)のFW大迫勇也(34)よりも優勝に貢献しながら、年俸は2億円に抑えられていた。浦和や名古屋からは年俸3億円を超えるオファーを出されていたともっぱらで、他クラブへの移籍は既定路線と言われていた。
「そこで三木谷さんが動いた。『必ず引き留めるように』とクラブ幹部に指示。<年俸3億円に加え、優勝や個人タイトル獲得の出来高を含めた総額5億円規模>の新契約を提示した。武藤は活躍に見合った厚遇もあり、移籍を封印したといわれています」(Jリーグ関係者)
一方、町田の藤田社長は「競走馬の代わりに有力サッカー選手を買い漁る」ことで来季の優勝を狙うという。
大の競馬好きで知られる藤田社長は、2021年から馬主として競馬界に参入。ケンタッキーダービー3着のフォーエバーヤング、日本ダービー3着のシンエンペラーなど、10頭以上の競走馬を所有している。
「J1に昇格した今季は、開幕前に日本代表GKの谷晃生や元代表DFの昌子源らを補強。シーズン中にも、英2部ハダースフィールドとの契約が満了したDF中山雄太を引き入れ、ポルトガルに期限付き移籍していたFW相馬勇紀を古巣復帰直後に引き抜くなど、積極的に動いた。このオフも徹底したチーム強化を図り、来季のJ1優勝を本気で狙っている。『今は競馬よりもJリーグ。競走馬を買うのは封印して、名も実もある外国人選手、代表級の日本人選手を買っていく』と周囲に話していると聞きました」(サッカー関係者)
神戸と町田はこのオフ、何人の選手をかき集めるのか。
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