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阪神・佐藤輝明が「炎上発言」でネット大荒れ…藤川監督が必死にフォローする裏事情

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月25日 11時32分

阪神・佐藤輝明が「炎上発言」でネット大荒れ…藤川監督が必死にフォローする裏事情

阪神・藤川球児監督(C)日刊ゲンダイ

 阪神の藤川球児監督(44)が24日、球団内で相次いでいる選手の将来的なメジャー移籍志望について言及した。

「彼らがメジャー挑戦という目標を掲げるのはアスリートだから。どんどん高い目標をつくらないと伸びていけない。彼らの発言を聞いて『まだまだ早い』と思われる方もいるかもしれないが、彼らは一人のアスリート。才木も佐藤輝もポスティングシステムを利用したい期日は球団に伝えていません。その発想自体は大事なこと。彼らの気持ちは間違っていない」

 23日に佐藤輝が契約更改の席上で「(メジャー挑戦の)お願いはしている。しっかり伝えたのは今年が初めて。球団も前向きに考えてくれていると思うので、いい話し合いはできた」と将来的なメジャー挑戦の意思を球団に伝えると、<球界全体にポスティングは選手の権利みたいになっているが、あくまで球団の権利です><NPBでみんなを黙らせる活躍を期待します><成績は中途半端だし、あれくらいの貢献度でよく言えるな><早すぎる>などネット上で炎上。藤川監督が慌ててフォローする事態となったわけだ。

 今オフの阪神は直訴ラッシュで、20日には才木が「(メジャー挑戦の話は)ちらっとした。こっちからの要望として伝えただけ。伝えたのは初めて」と明かせば、11月には森下も「野球をやっている以上トップレベルでやりたい。当然、目指すべき場所」と公言した。

 巨人でも岡本が契約更改の席で「(メジャーは)昔から憧れていた場所、目標にしている場所。毎年上を目指してずっとやっている。野球をしていたら、そういうふうな目標はみんな持っている。僕もその一人」と初めて公言。戸郷、大勢といった主力も、将来的なメジャー挑戦を公言済みだ。

 さる球界関係者がこう言った。

「阪神も巨人も同じ悩みを抱えているが、阪神はサトテルがちょっと将来的な希望を伝えただけでSNSなどが炎上してしまう。巨人は岡本や戸郷や大勢が公言してもあまり批判されなかった。阪神の方がメジャー流出にナーバスになっている。来年は主力の近本らが国内FA権を取得する。来オフ『ポスティングでメジャー挑戦させて』と直訴する可能性もなくはないし、球団は気が気じゃありません」

 阪神はかつて藤浪、今オフは青柳を容認して送り出しているだけに、今後も次から次へとポスティングを求める選手が出る気配。巨人同様、阪神の球団幹部も頭を痛めている。

  ◇  ◇  ◇

 そんな佐藤輝に対し、球団内では「藤浪化」が懸念されていて、実際にその「危険すぎる兆候」が表れているという。いったいどういうことか。怠慢プレーなどが何度も指摘されてきたが、藤浪との「共通点」は何なのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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