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時代劇ブーム再び到来中!映画、ドラマ、配信オリジナル…2025年必見作品をペリー荻野氏が厳選

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月28日 9時26分

時代劇ブーム再び到来中!映画、ドラマ、配信オリジナル…2025年必見作品をペリー荻野氏が厳選

横浜流星(C)日刊ゲンダイ

 世界的に注目された「SHOGUN 将軍」、全国的なヒット作となった「侍タイムスリッパー」など、時代劇の話題作が続いた2024年。その追い風を受け、25年も注目作が揃う。

 地上波では、正月4日、テレビ朝日系で「新・暴れん坊将軍」が登場。主演はもちろん松平健。17年ぶりの上様降臨で、盛り上がるのは必定だが、内容は還暦を迎えた吉宗が、世継ぎ問題に直面、さらに城下町で起こった陰謀に立ち向かうという新展開。脚本は大河ドラマ「青天を衝け」の大森美香。監督は三池崇史。令和の上様がどんな「成敗!」でスカッとさせてくれるか。期待したい。

 続く5日には、大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」がスタート。長く太平の世が続いた江戸時代中期。親も金もない身の上ながら、度胸とアイデアと人脈で江戸のメディア王となった蔦屋重三郎(横浜流星)の熱い人生を描く。彼はいかにして喜多川歌麿、葛飾北斎、滝沢馬琴の才能を見いだし、謎の絵師・東洲斎写楽を売り出したのか?

 脚本はドラマ10「大奥」の森下佳子。江戸のクリエーターや田沼意次(渡辺謙)、平賀源内(安田顕)、売れっ子花魁・花の井(小芝風花)、蔦重の育ての親(高橋克実)ら、くせ者たちとのやりとりにも注目だ。

 同5日、NHKBS時代劇「雲霧仁左衛門ファイナル」もスタート。大盗賊・雲霧仁左衛門(中井貴一)一党と彼らの捕縛に執念を燃やす火付盗賊改方・安部式部(國村隼)との攻防を描く。ファイナルとなる今回の標的は、蔵前随一の札差・大熊屋。天下五剣「数珠丸恒次」を所持するといわれる主人・三太夫は人前に姿を現さない謎の人物。雲霧といわくもある三太夫、ナンバー2の札差三国屋おりょう(観月ありさ)、強欲な平野大和守(中村梅雀)もからむ、雲霧一党の「最後のおつとめ」である。

決死の覚悟で「種痘」に挑んだ医師を描いた「雪の花 -ともに在りて-」

 映画では、実在の人物が主人公の新作が2編公開される。

「室町無頼」(1月17日公開/東映)は、大飢饉や疫病など中世の暗黒時代、権力に真っ向歯向かった蓮田兵衛を大泉洋が演じる。無敵の棒術を会得した才蔵(長尾謙杜)はじめ、居合の達人、槍使い、洋弓名人などアウトローたちとともに、日本史上、初めて武士階級で一揆を起こした兵衛と骨皮道賢(堤真一)率いる幕府軍の激突。原作は極楽征夷大将軍で直木賞を受賞した垣根涼介。監督はWOWOW「ふたがしら」で疾走感あふれる盗賊の世界を描き、魅せた入江悠。壮絶なアクション時代劇だ。

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