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2025年ブレーク確実! 注目の若手女優「7人の美女」を一挙紹介(高倉文紀/女優・男優評論家)

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月1日 9時26分

 早瀬憩(17)は、2024年6月に公開された映画「違国日記」で新垣結衣のめいでダブル主演して脚光を浴びた。

 映画の完成披露舞台挨拶で緊張をほぐすように新垣から声をかけられるシーンをテレビなどで見て、可憐な存在感が気になった人が多いはず。

 NHK朝ドラ「虎に翼」にも土居志央梨が演じたヒロインの親友・よねの少女期役で出演した。素朴さの内に秘める芯の強さが大物感を感じさせ、デビュー当時のガッキーを彷彿させる癒やしの魅力を持っている。

【塚本恋乃葉】運動神経もバツグン

 フレッシュな新星としては、深田恭子、綾瀬はるか、石原さとみらを輩出してきた「ホリプロタレントスカウトキャラバン」で2023年にグランプリを受賞した塚本恋乃葉(20)も今から名前を覚えておきたい。

 24年に永谷園「レンジのススメ」のCMでデビューして、7月クールの連ドラ「素晴らしき哉、先生!」(朝日放送・テレビ朝日系)に生徒役でレギュラー出演。事務所の大先輩・綾瀬はるかと同じ広島県出身で、父親は元広島東洋カープの投手で引退後に競輪選手としても活躍した。

 高校までバレーボール部で活躍して国体候補にもなったという、父親譲りの運動神経の良さがいろんな場面で生かされそう。

【鎮西寿々歌】「FRUITS ZIPPER」メンバー

 アイドルでは、きゃりーぱみゅぱみゅや新しい学校のリーダーズなどを手がけてきたアソビシステムが世界を視野に「かわいい」を発信するグループとして生まれ、「わたしの一番かわいいところ」がTikTokで人気を集めて15億回再生を突破したFRUITS ZIPPERのメンバー、鎮西寿々歌(26)に注目。

 グループ加入前に「天才てれびくんMAX」や「ニャンちゅう!宇宙!放送チュー!」(ともにNHK Eテレ)にレギュラー出演するなど、豊富な芸能キャリアを持つ実力派。

 現在は「沼にハマってきいてみた」(同)のリポーターなどでソロでも活躍しているが、NHK朝ドラ「べっぴんさん」で集団就職によって百貨店で働く事務員を演じるなど演技経験もあるので、2025年は女優としても期待したい。

【森田望智】遅咲きの個性派

 最近は30代で連ドラ初主演した松本まりか、松本若菜、2025年1月クールの「私の知らない私」(読売テレビ・日テレ系)でドラマ初単独主演する小野花梨のように20代後半のアラサーで本格ブレークする遅咲きの女優も増えている。

 そうしたアラサー勢で注目したいのが、森田望智(28)。芸能活動をスタートさせたのは2011年。19年にNetflixで配信された「全裸監督」で黒木香をモデルとするヒロインを体当たりで演じ、脚光を浴びた。

 24年はNHK朝ドラ「虎に翼」に伊藤沙莉が演じたヒロインの親友役で出演。ヒロインの兄と結婚したことによって嫁姑問題が発生するとともに、主人公との関係性も変化する重要な役を力強く演じた。また、高視聴率を記録した秋クールの「ザ・トラベルナース」(テレ朝系)では、元地下アイドルのインフルエンサーナース“ユズッコ”を怪演した。

 彼女にしかできない役を持つ個性派だ。連ドラ主演は23年に関東ローカルの深夜帯で経験済みだが、いまやゴールデンプライム帯ドラマでの初主演に近い距離にいる女優に浮上した。

(高倉文紀/女優・男優評論家)

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