ウナギ・サヤカを「査定」した!プロレスとは無縁だった夢見る少女はいかにして、人気女子レスラーに上り詰めたのか
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月1日 9時26分
ウナギ・サヤカ(C)日刊ゲンダイ
「査定してやるよ!」。格上レスラーに上から目線でこう言い放つ大胆不敵さに、「極彩色に翔ける傾奇者」にふさわしい華やかさをあわせ持つ。Netflixドラマ「極悪女王」が国内外で話題を呼び、改めて注目を集める女子プロレス界で“異色”の人気を誇るのが、ウナギ・サヤカだ。プロレスとは無縁だった夢見る少女はいかにして、人気レスラーへと上り詰めたのか。日刊ゲンダイが「査定」した。
■プロレス界にノリで飛び込む
ダンスの専門学校を卒業した後、アイドルやグラビア活動をこなしていたが、転機が訪れたのは2018年のこと。ノリと勢いでプロレス界に飛び込んだ。
「当時、表舞台に立って自分を表現する意味で芸能活動を続けていたのですが、正直、何をやったらいいのか分からない状況でした。どうしようかと考えていた時に、たまたま知り合いから『プロレスやれば?』って言われて。最初は『こっちは可愛くなりたいのに、プロレスラーって逆じゃない?』と思っていたんですけど、ある女子プロレス団体のポスター見たら、それこそアイドルみたいでめっちゃ可愛かった。しかも、当時はコロナ禍前で後楽園ホールに1500人以上のお客さんを集めていた時代だったので夢があるなと。それでノリで始めたんです」
東京女子プロレスに入門し、練習生を経て19年1月に「うなぎひまわり」としてプロデビュー。三十路を越えていた。
「やっぱり売れたい気持ちが大きかったです。『一旗揚げてくるわ』みたいな感じで親元を離れて上京してきたので、何か結果を残さないのも申し訳なくて、芸能活動を辞めるにしても最後にやってみようかと。ぶっちゃけプロレスは見たこともなかったし、始めた頃は『アイドル兼レスラー』でやれたらいいなと考えていました」
ニックネームの「傾奇者」の由来は、「花の慶次」の前田慶次。いわく「『花の慶次』のパチンコが大好きで、勝たせてもらった貯玉で上京した」のだとか。
「絶対無理だ」と言われることを一歩ずつでもかなえていく姿を見せる
20年にリングネームを現在のウナギ・サヤカに改め、スターダムへ参戦。トップ選手として活躍したが、待ち受けていたのは解雇通告だった。
「クビになった理由は正直、あんまりよく分からないです。怒られることもあったので、それの積み重ねなのか(笑)。フリーになるのは明日の保障がなくなるので、めっちゃ怖かったですけど、辞める選択肢はありませんでした。できる限りやってみてダメだったらしょうがない。逆に組織に属さなくなって、あとは攻める他ないぞと」
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