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佐々木朗希は脆弱ボディー&休み休みでも「いきなり15勝」に現実味…メジャースカウトが大胆予想

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月4日 17時12分

佐々木朗希は脆弱ボディー&休み休みでも「いきなり15勝」に現実味…メジャースカウトが大胆予想

佐々木朗希(C)日刊ゲンダイ

 ポスティングシステムによるメジャー移籍を目指す佐々木朗希(23)。

「25歳ルール」によってメジャー球団と契約できるのは日本時間1月16日以降で、ポスティングの交渉期限は同24日午前7時。佐々木はつまり、この間に契約を結ぶことになる。

「投手としての素質は大谷翔平(30)や山本由伸(26=ともにドジャース)以上」といわれる佐々木は、果たしてメジャーでどれくらいやれるのか。

 日米の球界関係者が最も危惧するのは、その脆弱な体だ。ロッテ時代の実働4年間で最も投げたのは2022年の129回3分の1。しばしば右腕のコンディション不良などで戦列を離れ、一度も規定投球回数をクリアしていない。中6日のローテを守れない選手が、日本以上に登板間隔がタイトで、日程もハードなメジャーで年間通して投げられるのかという疑問は確かにある。ボールやマウンドの差異も負担になるわけで、大谷や山本も含めて1年目に大きな故障をした日本人投手は枚挙にいとまがない。

 しかし、「起用法次第で1年目から15勝もあり得る」とア・リーグのスカウトはこう続ける。

「山本由伸はメジャー1年目の昨年、右肩腱板損傷で2カ月強、戦列を離脱。18試合に登板して7勝(2敗)した。ヤンキース時代の田中将大(36=現巨人)は1年目に右肘靱帯損傷でやはり2カ月強離脱。20試合の登板で13勝(5敗)でした。ともにケガで長期間休みましたが、佐々木は大きな故障をする以前に自分でブレーキを踏む。日本にいたとき以上に登板間隔を空け、球数を制限すれば、仮に休みを取りながらでも20試合は投げられるのではないか」

 メジャー球団は佐々木の投球を球種ごとに数値化。中でもメジャー平均を大きく上回っているのが、140キロ台で落差の大きいスプリットとか。160キロ超のストレートも、メジャー平均より上だという。

「日本の打者はコツコツと当ててくるが、メジャーの各打者はすべての球種を強振する。佐々木の高め速球と、低めに大きく落ちるスプリットは日本にいたとき以上に効力を発揮する。しかも、彼は制球がいい。球数を制限しても、それなりのイニングは稼げるはず。打線の良いチームに加入すれば援護も期待できる」(前出のスカウト)

 佐々木にはひ弱なイメージがつきまとうが、打線と起用法次第で1年目からアッと驚くような活躍をするかもしれない。

  ◇  ◇  ◇

 そんな佐々木だが、ここに来て球界でまことしやかに囁かれているのが「25歳ルールを知らなかった説」だ。いったいどういうことか。あれだけ《メジャー、メジャー》と言っていたのに、なぜこのような話が出てきているのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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