巨人・岡本和真は今季ますます「便利屋」扱い…左翼配転も大歓迎、守備“三刀流”でメジャーへ猛アピール
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月5日 9時26分
岡本和真(C)日刊ゲンダイ
主砲の“流浪”に拍車がかかる。
「(ポジションの)こだわりはない。全部練習して、言われたところでやります」
こう言っているのは、巨人の4番・岡本和真(28)である。
2024年シーズンは一塁で100試合、三塁で28試合、左翼で15試合に先発出場。原辰徳前監督時代から続くポジションのたらい回し起用に、元監督の堀内恒夫氏ら球団OBからは「岡本は三塁に固定すべきだ」「主砲のポジションをコロコロ変えるな」と批判の声が上がった。リーグ連覇と13年ぶりの日本一奪回を目指す今季、その主砲のポジションは固定されるどころか、いよいよ「根無し草」になりそうな雲行きなのだ。
「巨人はオフに新外国人として前パイレーツのトレイ・キャベッジを獲得した。メジャーでは外野手としての起用が主でしたが、23年3Aでトリプルスリー(打率.306、30本塁打、32盗塁)をマークした打撃を生かすため、阿部慎之助監督は一塁起用をメインに考えている。岡本は坂本勇人の体調次第で三塁、一塁、左翼と守備位置が変わりそうです」(巨人OB)
冒頭の本人の発言はそれを見越したうえでのものだ。物分かりが良すぎる気もするが、前出の巨人OBはこう言った。
「岡本は昨年12月の契約更改後、『目標にしている場所』と初めて公の席でメジャー志向を口にした。今季終了後のポスティングによるメジャー挑戦を視野に入れていますが、ゴールデングラブ賞を3度受賞(三塁手として2度、一塁手として1度)している定評のある内野だけでは、獲得に名乗りを上げるメジャー球団の数も年俸などの条件も限られる可能性があります。内野に加えて外野もできることを改めてアピールできれば、選択肢は広がる。本人からすれば、今季の左翼起用は望むところでしょう」
ポジション“三刀流”でメジャーを見据える。
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