1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

“多様性”ツギハギだらけNHK紅白歌合戦の限界と今後…盛り上がったのは特別枠のみ、2部視聴率はワースト2位

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月6日 11時6分

「盛り上がったB'zも、かつてのように演歌を歌いあげ“2代目サブちゃん”への決意を感じさせた氷川きよしも、玉置浩二も、特に説明もないので、なんとなく白組のように感じてしまいますが、実はみんな『特別枠』なんですよね。それに引きずられて“白が勝った”のではないかと。さらに、ドミノとかけん玉とか、勝手に恒例になっていて、歌が入ってこない演出がある一方で、藤井風や椎名林檎とか、明らかに特別扱いされている歌手もいて、そのあたりもなんだかなあという感じです。また司会が歌ったり踊ったりするのもどうなのかと」

 碓井氏も「唯一よかった点は、大阪万博を強引にPRするような演出はなく、“国策紅白”にはなっていなかった点です」としながらもこう続けた。

「いろいろな演出があるのはわかりますが、全体的に歌い手へのリスペクトは低く、生演奏も少なかったように感じます。今後も、紅白はやめられないのでしょうけど、放送100年というのなら、これを機に、根本に立ち返っていま一度、その存在意義を考えてみてもいいのではないでしょうか」

 “首の皮一枚”でつながった今回の紅白。ツギハギだらけの多様性も結構だが、その存在意義は揺らぐばかりだ。

  ◇  ◇  ◇

「隠し玉」になっていたかと言われるときわめて微妙だと言わざるを得なかったB'z。関連記事【もっと読む】誰もが想定内だった? B'zのサプライズ出演がNHK紅白歌合戦の“隠し玉”にならないワケ…では、その選考基準の不明確さについて伝えている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください