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パワハラ疑惑で自身もピンチの橋本環奈がNHK紅白歌合戦を救った!「アンチ」も「重圧」もガハハと笑い飛ばす

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月7日 9時26分

パワハラ疑惑で自身もピンチの橋本環奈がNHK紅白歌合戦を救った!「アンチ」も「重圧」もガハハと笑い飛ばす

橋本環奈(C)日刊ゲンダイ

 ついに30%割れも…と囁かれていた2024年大みそかの「第75回NHK紅白歌合戦」の視聴率が下げ止まった。ビデオリサーチによると、関東地区の世帯視聴率は第1部(19時20分~20時55分)は昨年と同じ29.0%、第2部(21時~23時45分)は32.7%で、昨年から0.8ポイント上昇した。世帯視聴率1%は約118.5万人と推計されているため、昨年から約94.8万人の視聴者がNHKに戻ったことになる。

 緩やかな右肩下がりが止まったことで、気の早いテレビ関係者の中には、堂々と"紅白復活!"を口にする人もいる。

 視聴率発表とともにSNSでは、今回の上昇の理由について"B'zの初登場"とか"坂本冬美(57)の輪島からの生中継"を指摘するコメントが多く見られているが、筆者が信頼を置く調査会社やテレビ関係者に取材したところ、最も多く聞かれたのは、「パワハラ疑惑にさらされた橋本環奈(25)の、生放送ハプニングを見逃さないため」という意外な声だった。

 視聴者には有吉弘行(50)と橋本、伊藤沙莉(30)のダンスでも、様々なサプライズに期待するでもない、"渦中の人"橋本の一挙手一投足が気になっていたというのだから、NHKは橋本に感謝するしかないだろう。

■「プロフェッショナル 仕事の流儀」の放送も視聴率上昇の後押しに

 筆者が取材した調査会社関係者は、さらなる証言を加える。

「本番前日にオンエアされた『プロフェッショナル 仕事の流儀』内で、報道されたパワハラ疑惑から本人への誹謗中傷があったことに対して答えさせたのが、非常に大きかったのかもしれません。SNSで朝の連続テレビ小説『おむすび』の感想をチェックしているという橋本が、《橋本環奈は朝ドラヒロインに重圧を感じて潰れそうに…》というコメントをアンチが投稿していることに対し『感じとらん! 感じとらん! ガハハハッ』と笑い飛ばしたシーンに視聴者からは《環奈ちゃん、気にしないで頑張って!》とか《環奈ちゃんの明るさに癒される…勝手に言わせておけばいいから。ずっと応援してます!》といった声が聞かれたようですよ」

 紅白歌合戦の視聴率上昇の前兆は、放送前日の『仕事の流儀』にあったというのである。NHKの"橋本ファースト"スタンスは、番組内の演出にも垣間見られた。

「当初関係者には"B'zは別スタジオから『おむすび』主題歌『イルミネーション』1曲のみの出演"とアナウンスされていましたが、本番ではNHKホールに現れ、橋本の目の前で『LOVE PHANTOМ』『ultra soul』と3曲を歌ってみせました。ところが伊藤の出演した朝ドラ『虎に翼』の主題歌を歌う米津玄師(33)はサラッと主題歌『さよーならまたいつか!』の歌唱のみ。同じ朝ドラヒロインなのにここまで差をつけるとは…現在放送中のドラマとはいえ、伊藤がすっかり霞んでしまうほどの演出に、現場の芸能プロダクション関係者からは失笑が漏れていたくらいです」(芸能プロ関係者)

 早くも今年のNHK紅白の司会も…の声も上がる橋本。この1年を彼女がどう過ごすのかに注目したい。

(芋澤貞雄/芸能ジャーナリスト)

  ◇  ◇  ◇

 2024年の紅白歌合戦はまさに賛否両論。藤井風のNY生中継には高額な受信料が費やされたものの「それでもヨシ」と評価する人もいれば、星野源の歌唱曲変更についてはNHKに批判が向いた。関連記事の【あわせて読む】【もっと読む】もご覧ください。

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