佐々木朗希「40歳現役計画」が争奪戦のカギになる…育成について質問攻め、メジャー相手に"宿題"
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月7日 11時32分
日本時間12月31日、ウルフ氏は、佐々木がロサンゼルスの代理人事務所で自らチョイスした数球団と8日間にわたって面談を行ったことを明かした。交渉相手やその内容についての具体的な言及は避けたが、交渉は1球団につき2時間以内とし、選手の同席を拒否したという。
FA権を取得するためには最低でも6年
「朗希は投手育成に非常に興味を持っていると思う。面談に臨む球団に『宿題(課題)』を与えた。投手の育成に関して、自身の成長のための短期的、そして長期的にどのように成長させてくれるのかに非常に興味を持っている。球団は詳細にプレゼンを行った。そこに日本人選手が所属しているかどうかはあまり考慮していないようだった」(ウルフ氏)
未完成であることを自覚している佐々木が40歳まで一線で投げ続けるためには、当然、育成計画や起用法が重要になる。まして投手は、野手と比べて選手寿命が短い。代理人のウルフ氏は昨年12月のウインターミーティング時にもこう言っていた。
「彼(佐々木)は、野球に絶対はないし、人生に絶対はないと考えている。大怪我やトミー・ジョン手術も起きる。彼自身、2度の肩の故障があり、すべてが望みどおりに行くとは限らない」
佐々木は「25歳ルール」によってマイナー契約しか結べない。ドジャースの大谷翔平は2018年、今の佐々木と同じ23歳でエンゼルスに入団し、2度の右肘手術を強いられながらも6年間プレー。2023年オフに晴れてFAとなり、ドジャースと「10年1000億円」の超大型契約を結んだ。
佐々木もFA権を取得するためには最低でも6年を要する。40歳までプレーするなら、FA時かそれ以前に長期契約を勝ち取る必要があるが、完全な売り手市場である以上、メジャーの各球団は佐々木の希望を最大限受け入れる必要があるだろう。
米メディアによると、これまで佐々木が書類選考したうえで面談したとされるのは、ドジャース、ヤンキース、メッツ、カブス、ジャイアンツ、レンジャーズ、パドレスの7球団。昨年のクリスマスをめどに一時帰国していたが、再渡米して最終選考を行う方針だ。
「16年後」を見据える佐々木のお眼鏡にかなう球団はどこか。
◇ ◇ ◇
そんな佐々木だが、ここに来て球界でまことしやかに囁かれているのが「25歳ルールを知らなかった説」だ。いったいどういうことか。あれだけ《メジャー、メジャー》と言っていたのに、なぜこのような話が出てきているのか。
●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。
-
- 1
- 2
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
佐々木朗希、移籍交渉が佳境 争奪戦8球団以上と面談か
共同通信 / 2025年1月8日 16時17分
-
佐々木朗希が「本命」のドジャースに与えた宿題 争奪戦も最終局面 専門メディア「最もチャンスある」
スポーツ報知 / 2025年1月7日 6時35分
-
佐々木朗希、面談で球団に“事前リクエスト” 選手の同席は拒否…代理人が言及
Full-Count / 2024年12月31日 9時47分
-
佐々木朗希以外も…決まらぬ4人の新天地 あと1週間で越年、MLB目指す日本人選手
Full-Count / 2024年12月25日 17時39分
-
【MLB】佐々木朗希 代理人ウルフ氏が争奪戦について語る「金銭は要素にならない」
東スポWEB / 2024年12月11日 10時5分
ランキング
-
1ラグビー用語を大幅変更 ノックオン→ノックフォワード、姫野の代名詞ジャッカルはスティール…順次変更を実施
スポーツ報知 / 2025年1月8日 22時31分
-
2尚弥 延期グッドマン戦へ「最高の仕上がり」負傷した挑戦者の左目上は狙う?「当たり前じゃないですか」
スポニチアネックス / 2025年1月8日 19時18分
-
3プロ1年目で絶望…母親に「俺、やめるかも」 先輩にも相談できず、鹿島でのギャップ【インタビュー】
FOOTBALL ZONE / 2025年1月9日 6時50分
-
4ドラフト1位以外も逸材続々…セの注目新人は 大学から投手転向の“異色の剛腕”も
Full-Count / 2025年1月8日 17時58分
-
5J1新ユニが「過去一かっこいい」 “始祖鳥エンブレム”採用に「買う以外の選択肢はない!」
FOOTBALL ZONE / 2025年1月9日 7時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください