巨人・丸佳浩の2000安打を阻む「2人の刺客」…外国人補強のシワ寄せで「外野の1枠」争いへ
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月9日 9時26分
丸佳浩(C)日刊ゲンダイ
巨人の丸佳浩(35)が昨7日、ジャイアンツ球場で自主トレを公開した。
2023年は規定打席に到達せず、打率.244、18本塁打、47打点に留まった。「丸は終わった」とささやかれたが、昨季は春先から1番に定着すると、リーグ9位の146安打を放ち、打率.278、14本塁打、45打点で4年ぶりのリーグ優勝に貢献。それでも「満足している数字は一つもない昨シーズンと同じような感じだったら、若い選手を使ってもいいんじゃないかというぐらいの数字」と自らハードルを上げた。
残り158本に迫った2000安打到達も射程圏内。「自分の中ではちらついていない」と言いながら「まずは出続けないと、この数字も達成できない」と18年目の抱負を語った。
確かに「出続けること」が大変だ。巨人の今季の外野陣は層が厚い。新助っ人のキャベッジは外野ではなく、一塁へ回る公算が高い。そうなると、一塁の岡本は三塁へ。三塁の36歳・坂本がピンピンしていれば、主砲が左翼へ回ることになる。残留したヘルナンデスのレギュラーはほぼ確定。丸は外野最後の1枠を、浅野、萩尾、佐々木、秋広ら若手と争うことになる。さる巨人OBがこう言った。
「昨年は146安打だから、レギュラーで1年出続けられれば、今季中に2000本に到達可能。ただ、外国人補強のしわ寄せで、丸のポジションは確約されていません。昨年のスタート時同様、若手などと横一線でキャンプから競争。『昨シーズンと同じような感じだったら若い選手を使ってもいいんじゃないか』という発言は危機感の表れでしょう。昨年は貧打もあってCSで敗退。阿部監督にはヘルナンデスとキャベッジを3番、5番に置いて4番の岡本を挟む構想がある。貧打を打開するためにも、2人の助っ人は大事に起用するはず。当然のことながら、丸の快挙よりリーグ連覇、日本一が優先されますから」
巨人は23年オフに、2000安打まであと72安打の中島宏之を戦力外にしている。25年は丸にとって勝負の年となりそうだ。
◇ ◇ ◇
そんな巨人だが、来季のリーグ連覇に看過しがたい不安のタネがある。優勝に貢献した有能スコアラーがひっそりとライバル球団に移籍したからだ。つまり、「頭脳&膨大なデータが丸ごと流出した」と言っても過言ではない。いったい巨人で何が起きているのか。
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