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大谷翔平すっかり信頼…投球プログラム再開のカギ握るヤリ手女性スタッフの正体

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月9日 9時26分

大谷翔平すっかり信頼…投球プログラム再開のカギ握るヤリ手女性スタッフの正体

ジュディ・セト氏(右)と一緒に投球フォームを確認する大谷翔平(C)共同通信社

 右肘と左肩の手術から投手復帰を目指すドジャース・大谷翔平(30)の回復が順調なようだ。

 ロサンゼルスのネットメディア「ドジャース・ネーション」は日本時間7日、大谷が本拠地ドジャースタジアム近郊にある高校のグラウンドでキャッチボールをしている姿を撮影し、その動画をSNSに投稿。ドジャースのチームスタッフが見守る中、若手右腕ミラーを相手に、終始にこやかな表情で投げ込む姿がアップされた。

 年始に会見したブランドン・ゴームズGMは大谷がすでに素振りを再開したと明かしていたが、投球プログラムにも着手したようだ。

 ロバーツ監督はスポーツ報知の栗山英樹・日本ハムCBOとの対談で大谷の投手起用に関して、「今年は二刀流ですけど、5月までは投げさせないつもりです。1年間投げていないのに3月から10月までずっと投げられませんよ。だから投球回も考えていかないと」と発言。3月のカブスとの日本開幕シリーズは打者に専念させ、本格的な投球再開の時期は医師やトレーナーと入念に話し合いを重ねていく方針を明かしているが、最終的に女性理学療法士(PT)の判断に委ねられそうだ。

 米プロバスケットボールNBAレイカーズでレジャンドである故コービー・ブライアント、八村塁と同僚のレブロン・ジェームズらのパーソナルトレーナーを務め、名PTとして知られるジュディ・セト氏だ。

 長らくレイカーズでトレーナーとして辣腕を振るってきたセト氏は現在、ド軍でメディカル部門のアドバイザーを務めており、昨季もキャンプ中やシーズン中に大谷のリハビリを指導。投げ方を観察して肘への負担が大きいと判断すると、患部の再発を防ぐため、投球する際の下半身の使い方を伝授した。経験豊富なセト氏に大谷も信頼を寄せ、肘の使い方に関して熱心に耳を傾けている。同氏は今春のキャンプでも大谷ら故障者の状態を確認することになっているという。

 投打ともに影響しかねない左肩の動作解析も含めて、大谷が開幕までにやるべきことは山積みだ。完全復活は女性PTの手腕にもかかっている。

  ◇  ◇  ◇

 ところで、いまや本場米国でメジャーリーグの顔となった大谷だが、2028年ロス五輪に本人は乗り気でも「出場できない可能性」が濃厚だという。いったいなぜか。どうして大谷は大舞台に立てないのか。その「3つの理由」とは。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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