1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

梅毒の新規感染報告件数…昨年累積数を上回ったのは2県増えて21府県に

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月9日 9時26分

梅毒の新規感染報告件数…昨年累積数を上回ったのは2県増えて21府県に

(C)日刊ゲンダイ

 国立感染症研究所は7日、感染症発生動向調査週報(IDWR)速報データ第51週(12月16日~12月22日)を発表した。

 梅毒の新規感染報告件数は新たに176件が加わり、年初からの累計数は1万4369件となった。現在の方式で統計を取り始めて以来、過去最多を記録した昨年同期の累計数1万4661件に比べて、マイナス292件となった。

 この数字は第45週マイナス356件、第46週マイナス347件、第47週マイナス288件、第48週マイナス277件、第49週マイナス299件、第50週マイナス290件と推移している。

 ちなみに第51週時点で昨年を上回るペースで推移しているのは23都府県(前週22都府県)で、下回ったのは21道府県(前週25道府県)、同数3県だった。

 第51週時点で昨年1年間の累積件数を上回ったのは、青森、宮城、秋田、茨城、栃木、群馬、神奈川、新潟、富山、石川、山梨、長野、愛知、三重、京都、鳥取、島根、岡山、大分、埼玉、滋賀の21府県となった。

 2024年の梅毒の新規感染報告件数は全国的には頭打ちとなったものの、東北、北関東、中部、近畿、中国など地方で昨年を上回る感染拡大となった。

 なお、東京都は1月8日に東京都感染症週報2024年第52週(12月23日~29日)を公表。2024年1月1日~2024年12月29日までの都内の梅毒の新規感染報告件数が現在の方式で統計を取り始めた1999年以来、過去最多となる3748件に達したと報告した。年間3000件を超えるのは2020年から3年連続で、これまで過去最多は2023年の3701件。

 国立感染症研究所のデータと東京都の数値の違いは、調査期間が第51週と第52週の違いもあるが、感染研が医療機関が梅毒と診断した件数であるのに対し、東京都は保健所が報告を受理した件数であるため。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください