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「佐々木朗希の必要度ランキング」ドジャース最下位の衝撃…投手復帰の大谷含め、先発候補はゴロゴロいる

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月9日 11時32分

「佐々木朗希の必要度ランキング」ドジャース最下位の衝撃…投手復帰の大谷含め、先発候補はゴロゴロいる

佐々木朗希(C)共同通信社

 昨年のワールドシリーズを制したドジャースの欲深さを物語る話ではある。

 日本時間8日、MLB公式ホームページはポスティングシステムでメジャー移籍を目指す佐々木朗希(23)を大特集。佐々木との面談にこぎ着けたのはメッツ、ヤンキース、ドジャース、カブス、ジャイアンツ、レンジャーズ、パドレスの7球団だが、他に最低でも1球団と新たに接触したらしいと報じた。

 さらに面談が明らかになった7球団に関し、戦力面から見た佐々木の必要度をランク付け。争奪戦で本命視されるドジャースを7球団中7位の最下位としたのだ。

「あと1人、先発は必要かもしれないが、FAで(サイ・ヤング賞左腕の)スネル(32)を加え、大谷(30)もマウンドに戻ってくるし、(メジャー通算212勝でサイ・ヤング賞3回の)カーショー(36)も復帰する可能性が高い」

 こう報じたうえで、グラスノー(31)、ゴンソリン(30)、メイ(27)らの故障組も戻ってくると指摘した。それだけに佐々木の必要性は最下位、つまり戦力的にはいらないと判断しているのだろう。

 米紙コラムニストのビリー・デービス氏も以前、ドジャースの投手陣に関して日刊ゲンダイでこうコメントしている。

「先発として計算の立つスネルを獲得したことによって、ドジャースは佐々木が他球団に行くことも覚悟しているとみる米メディアもあります。グラスノー、山本(26)、大谷、スネルの4本柱ができたうえ、トミー・ジョン手術明けのゴンソリンにメイと、先発候補はゴロゴロいますから」

 ちなみに必要度ナンバーワンはパドレス、2位はジャイアンツ、3位はカブス、4位はメッツ、5位はヤンキース、6位はレンジャーズだった。

 メジャーには、年俸総額が基準を超えた球団がぜいたく税という名の“罰金”を支払うシステムがある。ロイター通信によれば昨季、ぜいたく税の対象になったのは計9球団で、ドジャースのそれは最多となる約162億円。大谷には総額の97%を後払いにする“節税対策”を講じたが、それでもメジャートップの金額を支払うのだ。そうやってワールドシリーズを制覇しながら、このオフも後払いを連発してFA選手の補強や再契約に余念がない。

 すでに戦力は充実しているにもかかわらず、佐々木獲得にまで触手を伸ばしている。実際に獲得できるかどうかはともかく、ドジャースの強欲さは底なしだ。

  ◇  ◇  ◇

球団選びは最終的に佐々木の意志と判断に委ねられるが、その性格は「独りよがりの石頭」と球団OBは指摘する。いったいどういうことか。ロッテの首脳陣を悩ませた「トホホ」なエピソードとはーー。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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