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自民裏金ケジメ8億円寄附に「執行部は説明すべき」と苦言…萩生田光一氏に“おまいう”批判殺到の当然

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月10日 11時12分

自民裏金ケジメ8億円寄附に「執行部は説明すべき」と苦言…萩生田光一氏に“おまいう”批判殺到の当然

自身の「裏金疑惑」は棚に上げて…(C)日刊ゲンダイ

 どういうつもりなのか。

 自民党の萩生田元政調会長が8日にインターネット番組に出演。党が裏金事件のケジメとして8億円を「中央共同募金」に寄付したことについて、「執行部がきちんと判断したのなら(判断理由を)世の中に説明すべき」と苦言を呈したのだ。

「なぜその団体に出した(寄付した)とか言わないと分からない」「最近の自民党、よく分からないですよ」とも物申し、8億円の原資が党員から集めた党費などだったことに関しては「党員の納得感がないとなかなか皆さん理解しづらい」と指摘した。

 確かに、8億円を寄付してケジメとするなど到底理解できない。JNNが今月4~5日に実施した世論調査では、85%の人が「ケジメにならない」と回答したほどだ。しかし、萩生田氏に文句を言う資格はないはず。自身の裏金は党に処分された議員の中で上から3番目の2728万円だし、所属していた旧安倍派の幹部で派閥裏金の実態を調査すべき当事者。なのに、昨年末に衆院政治倫理審査会で弁明した際、「知らぬ存ぜぬ」を繰り返したからだ。

 自らは説明責任を果たしていないのに、執行部に「説明せよ」とは、一体どの口が言うのか。さすがにX(旧ツイッター)では「おまいう(おまえが言うな)」という言葉が続出している。

「昨年の衆院選で非公認ながら当選しましたから、萩生田さん本人は既に説明を尽くした上で有権者の信を得たと思っているに違いありません。加えて、石破執行部とは距離があり、いくらすり寄っても主流派には入れない。だから、言いたい放題なのでしょう」(官邸事情通)

 萩生田氏は元日に更新したブログで、衆院選で当選したことを受け「様々なご批判の中でも私を信じて、託していただいた皆様に『やっぱり(地元選挙区の)八王子は萩生田だった!』と言っていただけるよう全身全霊で頑張ります」と調子のいいことを書いていた。禊は済んだと思っているのだろうが、フザケた態度である。萩生田氏を知る政界関係者はこう言う。

「彼は昔からフザケた男ですよ。ヒラの議員時代の話ですが、本当に異常なくらいサウナ好きで、国会会期中でも構わずに昼間から知人に『サウナ行こうぜ』と誘っては八王子の温浴施設を訪問。サウナでととのった後は明るい時間からビールをガバガバ。この人は大丈夫かと心配になりましたね」

 石破首相はキチンと指導して、改めて説明責任を果たさせるべきだ。

  ◇  ◇  ◇

 今の自民党は深刻な“金欠”。衆参W選挙を否定しない石破首相に党身内からは、「やめてくれ!」の悲鳴が。関連記事【もっと読む】で詳しく報じている。

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