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佐々木朗希たとえ“相思相愛”でもドジャースは選べない?行けばますます深まる「密約説」の真実味

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月11日 9時26分

佐々木朗希たとえ“相思相愛”でもドジャースは選べない?行けばますます深まる「密約説」の真実味

佐々木朗希(C)日刊ゲンダイ

 戦力としての必要度が最下位なら、本人の選択基準をクリアしそうな球団のランク付けは30球団中11位。佐々木朗希(23)の争奪戦で本命視されるドジャースにとって痛手となりそうなのが最近の米メディアの報道だ。

 日本時間8日、MLB公式ホームページが、面談が明らかになった7球団の戦力面から見た佐々木の必要度をランク付け。ドジャースは最下位の7位だった。

 日本時間9日には米「ジ・アスレチック」が、代理人のジョエル・ウルフ氏が挙げた選択理由の4項目を全30球団で点数化。ドジャースは「勝利実績」、「メディアの市場規模」、「投手育成」、「日本への直行度」の総合点で30球団中11位。勝利実績は1位だったものの、メディアの市場規模がニューヨークのヤンキース、メッツに次いでマイナスが大きい28位だったことが響いた。ウルフ氏はメディアの市場規模について、「小・中規模なチームの方が彼には有益かもしれない」と言っていたからだ。

 争奪戦で最有力視されるドジャースは球団の必要度が低いうえ、必ずしも本人の希望に沿う球団というわけではない。仮にそれでも佐々木がドジャースを選ぼうものなら、ウワサされていた密約はやっぱりあったのかということになりかねない。

 代理人のウルフ氏はドジャースとの密約説を否定している。

「私と多くのビジネスをしているはずの球団幹部たちが、私が不正な密約に加わっていると示唆している。私の誠実さを侮辱している。スポーツマンシップに欠ける行為だ」

 私はシロ、潔癖だと言っているものの、ア・リーグのスカウトによれば、

「ドジャースのタンパリング疑惑は球団サイドが直接、佐々木サイドに対して持ちかけたものと聞きました。編成幹部が日本語を話せる関係者を伴って極秘来日した際、佐々木に対して秋波を送ったとされている」という。

 つまり代理人を通していないのだから、ウルフ氏がどれだけ自分はシロだと主張したところで疑惑そのものが晴れるわけではないのだ。

 ちなみにMLB公式ホームページの必要度ランキング、ジ・アスレチックスの本人の希望に沿う球団のランキングは、いずれもパドレスが1位だった。

 かつてレッズとナショナルズでGMを務めたジム・ボーデン氏は「ジ・アスレチック」で佐々木の移籍先を予想。「ドジャースでは大谷と山本の影に隠れて、スポンサー契約でマイナスだ」と指摘し、「私は彼がヤンキースかパドレスのどちらかと契約すると予想している」とした。

 本人は既に渡米。現在はロサンゼルスの大学のグラウンドで練習しているようで、自身のインスタグラムにはマウンドから投球練習する動画を投稿している。

 25歳ルールによって佐々木がメジャー球団と契約できるのは日本時間15日午後11時以降。ポスティングシステムの交渉期限は同24日午前7時。佐々木はこの間に契約を結ぶが、日を追うごとにドジャースに行き辛くなっているのは間違いない。

  ◇  ◇  ◇

 そんな佐々木朗希だが、これだけ人気がありながらも先発確約はされていないようだ。いったいなぜか。識者は「佐々木サイドが非常識な要求をしている可能性」を指摘しているが、どういうことなのか。

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