大谷の「10年1000億円」がライバルのゲレーロJr.に追い越される日…今回は年俸調停回避、史上3番目の高額で合意
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月11日 9時26分
ゲレーロJr.と大谷翔平(C)ロイター/USA TODAY Sports
エンゼルス時代のドジャース・大谷翔平(30)としのぎを削ったブルージェイズの長距離砲ウラディミール・ゲレーロJr.内野手(25)が日本時間10日、年俸調停を回避して1年2850万ドル(約45億円)で合意。年俸調停権を持つ選手では、昨年のヤンキース・ソト(現メッツ)の3150万ドル、23年の大谷の3000万ドルに次いで史上3番目の高額契約だ。今回はソトと大谷には及ばなかったとはいえ、オフには2人に匹敵する好条件を手にしそうだ。
ブ軍の主砲は今季、メジャー6年目を迎え、シーズン終了後にFAになる。実績は十分で、2021年には48発を放ってリアル二刀流1年目だった大谷(46本)を抑えてロイヤルズ・ペレスとともにア・リーグ本塁打王のタイトルを獲得。過去に2度、トリプルスリーを達成している他、打撃のベストナインであるシルバースラッガー賞を2度(21、24年)、攻撃面で最も顕著な活躍をした選手に贈られるハンク・アーロン賞(21年)にも選出されている。打つだけで守備に不安があるソトとは異なり、22年にはア・リーグ一塁手部門のゴールドグラブに選出。
一塁だけでなく、三塁もこなせる上に今年3月で26歳と若い。今オフは強打の内野手としてFA市場の目玉となるのは必至。すでに同じア・リーグ東地区のレッドソックス、昨季10年ぶりにポストシーズンに進出したタイガースといった資金力豊富な球団が関心を寄せており、ゲレーロを巡って激しいマネーゲームが繰り広げられるのは間違いない。
本人も超大型契約を見越しているのだろう。昨季終了後、ブ軍から提示された約532億円の契約延長オファーを拒否。昨年12月にはカナダメディアのポッドキャスト番組に出演した際、「(10年1000億円超の)大谷、(15年約1147億円の)ソトの金額を見て(契約に対する)価値観が変わった。彼らは自分のために(高額契約を得る)システムを作ってくれた」と、自身満々に話している。
ソトに続いて来オフはゲレーロも大谷の契約を超えそうな雲行きだ。
◇ ◇ ◇
ところで、いまや本場米国でメジャーリーグの顔となった大谷だが、2028年ロス五輪に本人は乗り気でも「出場できない可能性」が濃厚だという。いったいなぜか。どうして大谷は大舞台に立てないのか。その「3つの理由」とは。
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