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出場可否問われるとムキになってブチギレ!照ノ富士「引退Xデー」は今場所後か、5月場所後か…

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月11日 9時26分

出場可否問われるとムキになってブチギレ!照ノ富士「引退Xデー」は今場所後か、5月場所後か…

照ノ富士(C)共同通信社

 3場所ぶりに横綱が土俵に帰ってくる。

 10日に行われた1月場所(12日初日)の番付編成会議。横綱照ノ富士(33)は初日に若隆景、2日目は隆の勝と対戦することが決まった。

 照ノ富士の本場所出場は、優勝した昨年7月場所以来。この一週間は報道陣に出場可否を聞かれるたび、

「誰が休むと言った」

「変なことを聞くな」

 と口を尖らせていた。

 とはいえ、横綱昇進後は20場所で皆勤8場所、全休も7回。もっか2場所連続休場中とあれば、出場するかどうかを聞くのは「変なこと」でも何でもないのだが、本人はかなりナーバスになっていたようなのだ。

「照ノ富士は優勝のために、計算尽くで休んでいるわけではありませんからね。体は限界に近く、本音を言えば、早く引退したいはず。それでも一人横綱なので、横綱不在を防ぐために体にムチ打って現役を続けている。おそらく、一番不甲斐ないと思っているのは自分自身。だから、指摘されると『そんなのわかってるよ』とムキになってしまうのでしょう」

 とは親方の1人だ。

 しかし、そんな苦しみを背負う時間はあと少しかもしれない。今場所は琴桜、豊昇龍の2大関が綱取りに挑戦。場所後に新横綱誕生ならば、大手を振って引退できる。

 問題は2大関が綱取りに失敗した場合だが、前出の親方は「遅くとも5月場所後には引退を決断するのではないか」と、こう続ける。

「7月場所直前の7月6日に、師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)が65歳の定年を迎えるからです。定年延長はしない方針と聞いているので、師匠の誕生日までに引退すれば、そのまますんなりと親方株を譲り受け、部屋を継承できる。逆にそれ以上現役を続けると、別の誰かが『中継ぎの伊勢ケ浜親方』にならざるをえず、迷惑もかかる。つまり、新横綱が出ようが出まいが、5月場所が最後となりそうです」

 ここ最近は新横綱誕生の希望を隠そうともしていない。今年のネットメディアのインタビューでも、「早く新しい横綱が誕生してほしい」という主旨の話をしている。

 1月場所で新横綱が誕生すれば、心置きなく引退できるが……。

  ◇  ◇  ◇

 引退と言えば、先場所限りで土俵を降りた貴景勝は、過去に2場所連続で「優勝に準ずる成績、優勝」しながら横綱になれなかった。いったいなぜか。貴乃花の元弟子だからなのか。日本相撲協会・八角理事長を直撃すると、意外な答えが返ってきた。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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