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ロス山火事被害拡大…ドジャース大谷はぶっつけ本番でキャンプイン、大幅な調整遅れに現実味

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月15日 9時26分

ロス山火事被害拡大…ドジャース大谷はぶっつけ本番でキャンプイン、大幅な調整遅れに現実味

大谷翔平(C)ロイター/USA TODAY Sports

 米カリフォルニア州ロサンゼルス近郊を襲った山火事は同地を本拠地とするプロスポーツチームにも甚大な被害を及ぼしている。

 米プロバスケットボールNBAでは八村塁(26)のレイカーズとクリッパーズが予定していた公式戦を中止。八村のボスであるレディック・ヘッドコーチ(HC)の自宅、ウォリアーズの名将として知られるスティーブ・カーHCの実家が焼失したという。

 日本時間13日現在、大谷に背番号「17」を譲ったお礼にポルシェを贈られた救援右腕のケリーの自宅が火災の影響で停電に。アシュリー夫人は自身のSNSで「もう2日間、電気が止まっている」と被害を訴えている。

 ド軍は日本時間11日、「多大な被害に心を痛めています」と声明を発表し、被災者への支援に乗り出すと表明。ワールドシリーズMVPのフリーマン一塁手(35)は消防局に30万ドル(約4700万円)を寄付した。ロス市民の被害拡大を食い止めようと、チームを挙げて動き始めた。選手自身も被害を受けており、オフの調整にも影響が出始めているが、一昨年の右肘靱帯修復手術、昨年11月の左肩手術から投打の二刀流復活を目指す大谷も例外ではない。

大谷も避難を強いられる可能性

 ド軍は今オフ、本拠地ドジャースタジアムの大規模な改修を行っているため、通常なら選手に開放されている球場が使用不可。そのため、球団は近隣の大学、高校のグラウンドや施設を借りて、選手の練習拠点としている。大谷もドジャースタジアム近郊のマラナサ高校で同僚と汗を流し、投球プログラムにも励んでいることが、5日に地元メディア「ドジャースネーション」によって報じられたばかりだった。

 火災の拡大を招いた強風が収まらなければ、市街地まで火の粉が届くと指摘されており、大谷も避難を強いられる可能性もある。

 大谷は例年、年明けにロス市内のジムやドジャースタジアムで入念に体をつくってから、契約するトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」(ワシントン州シアトル)入り。投打ともフォームの最終チェックを行うなど、万全の状態でアリゾナ州でのキャンプに備えてきたが、今回は大幅な調整遅れを強いられそうだ。

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