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中居正広が「守秘義務」を盾に説明避ける今さら…こうして第三者が知ることになり、メディアの耳にも入る

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月16日 9時26分

中居正広が「守秘義務」を盾に説明避ける今さら…こうして第三者が知ることになり、メディアの耳にも入る

中居正広(C)日刊ゲンダイ

【芸能界クロスロード】

 女性とのトラブルが明るみに出た中居正広。ようやく公式サイトで謝罪を含めた文言を出したが、騒動は沈静化どころか、広がりを見せている。

 中居のレギュラー番組を抱える民放各局は「当面の間、出演を見合わせる」としているが、疑念は増す一方。テレビ関係者も「4月の改編期に向け、打ち切りや継続の可否の判断や新たに立ち上げる番組のキャスティングに入る時期。司会を張る中居の起用は早急に決める必要がある」と、詳細がわからないことに苛立ちを見せている。

 中居は女性との間の「守秘義務」を盾に説明を避けているが、週刊誌報道によって明らかになっているトラブルだけに、もはや守秘義務はさほど意味を持たない。「守秘」とは示談が成立する過程で交わされる約束事だが、当事者は、代理人に依頼する前に親しい人に相談する。ここで最初の第三者が知ることになり話は広がり、メディアの耳にも入る。

 一昨年の6月に起きた中居と女性のトラブルも報じられたのは昨年12月だ。第三者によってもたらされた話の大半を中居は「事実」と認めている。今さら「守秘義務」をお題目のように言っても説得力はない。少なくとも、仕事先には説明する必要がある。苛立つ各局は「聞き取り調査」する方針を決めているという。

 中居が事実と認めているのは女性とのトラブルで、9000万円といわれる示談金を払ったこと。この金額だけで性に関わるトラブルだったことは容易に想像がつく。女性は「私からコメントすることはありません。私の人生は元には戻らない、それだけです」と一部メディアに語っている。

 事の深刻さが伝わってくる言葉を中居はどう聞くのか。「話さないのも地獄。話すのも地獄」か。

 中居が唯一、否定したのは「暴力行為」と「第三者の関与」だった。特に問題視されているのが、第三者といわれるフジテレビの幹部A氏の存在。フジは真っ先に関与を否定。中居も同様に否定した。あくまでも女性と中居との間で起きた私的なトラブルとしている。

 フジの関与を詳細に報じる「文春」は女子アナのひとりを直撃した。「トラブルの内容は存じ上げてます」とコメントしている。まだ公になっていないトラブルを早い段階で把握していたことになる。

「フジの幹部が絡んでいたのが事実となれば、フジの姿勢も問われることになる。テレビ界全体の問題にまで発展する可能性もある」(民放関係者)

 業界も揺るがす中居のトラブル。振り返れば、中居は香取慎吾ら3人より3年ほど遅れて2020年に独立。この年、みのもんたが引退を決め、翌年には小倉智昭も勇退した。人気・実力を兼ね備えたフリー司会者が相次いで現役を退く世代交代を見計らったような独立のタイミングだった。

「局アナ出身、芸人以外でバラエティーも仕切れるタレントは少ない。しかも中居は人気アイドル出身」(テレビ関係者)

 司会の第一人者になった中居は旧ジャニーズ退所者の中でも抜きんでた勝ち組で、現在も5本のレギュラー番組の司会、プロ野球などスポーツ特番では欠かせない存在にまでなった中居を周囲も特別扱いした。独身貴族を貫く中居は羽目を外すように道を踏み違えたのか。事務所名「のんびりなかい」している場合ではない。

(二田一比古/ジャーナリスト)

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