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小芝風花は女優として一皮むけた!NHK大河「べらぼう」色気ある演技で《ミスキャスト》説を打破

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月16日 9時26分

小芝風花は女優として一皮むけた!NHK大河「べらぼう」色気ある演技で《ミスキャスト》説を打破

《可愛い》だけじゃない(C)日刊ゲンダイ

 初回12.6%から12日放送の第2話は12.0%と世帯視聴率を落としたNHK大河「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」だが、小芝風花(27=写真)の演技に魅了された視聴者は多かったようだ(数字は関東地区ビデオリサーチ調べ)。小芝は売れっ子花魁(おいらん)の花の井役で出演している。

 日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎の生涯を描く「べらぼう」。小芝が演じる花の井は、横浜流星(28)が演じる重三郎、略して「蔦重」とは幼なじみの間柄だ。

「小芝さんは《美しい》より《可愛い》が先に立つイメージで、これまでもそういった役柄が多かった。ですが、花の井は伝説の花魁であるため、キャスト発表当初は《風花ちゃんは好きだけど、花の井はもっと色気ある女優がいいのでは》《ミスキャスト》などなど、ネット上には疑問視する声もチラホラ。でも、そう思っていた視聴者も第2話の小芝さんの演技を見て気持ちが変わったでしょう」(エンタメ誌編集者)

 まあ、配役に首をひねりたくなる気持ちは分からなくもない。小芝といえば、長らく《明るく元気な女の子》の印象が強かったのは事実だからだ。

 ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏も、「私もその1人です。『べらぼう』のキャスト発表時には《この役柄で小芝さん?》と思ってしまいましたし」と笑いながら、こう続ける。

「が、第2話の花の井の演技を見て、そんな風に思ってしまったことを画面上の小芝さんに《ごめんなさい》と思わず謝ったぐらいです。2023年の小芝さん主演の連ドラ『波よ聞いてくれ』でのミナレ役。ラジオのDJを演じた際に、とにかく活舌がよく、声が耳に心地いい俳優さんだと強く感じました。花の井ではトーンをさらに抑えて低めの声を出しており、それも色っぽさとつながっている。花魁姿はもちろんですが、すっぴんで蔦重と話していた時の、抜いた襟から見える首や胸元の匂い立つような色気。同じ女性としてもうっとりしてしまうほどでした」と絶賛する。

 ある在京キー局ディレクターも「『べらぼう』はまさに小芝さんの新境地となる作品になるでしょう。おきゃんではつらつ、可愛い役もまだまだできるけれど、そこに色気ある役柄も加わったのは頼もしい。第2話での伏し目でキセルを加える表情や、座敷での流し目。とにかく『べらぼう』の小芝さんは目の演技がとってもいいですね」と話す。

 その小芝、以前から《次こそは朝ドラヒロインに》という視聴者の要望が多かったものの、いまだ実現されていない。

「今回で一皮むけた演技を見せてますから、可能性はまだ大いにあるでしょう。『スカーレット』の戸田恵梨香さんのように演技的に成熟期を迎えてからのヒロインという例もありますし。とはいえ、小芝さんは昨今働きすぎが心配されています。大河が終わった後は、少しお休みを取ってゆっくりしてほしいとは視聴者も思っているはず」(前出の山下真夏氏)

《色気ある女性》という評価も加わり、役の幅がぐんと広がった小芝。吉原を舞台にしていることで賛否両論ある「べらぼう」だが、小芝の演技は一見の価値アリといえそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 小芝風花はなぜ朝ドラヒロインに選ばれなかったのか……気になる人は以下の関連記事【もっと読む】小芝風花&森川葵はナゼ外れた? 来秋朝ドラ「ばけばけ」ヒロインを髙石あかりが射止めた舞台裏…を是非ご覧ください。

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