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またまた決めた!宇良が繰り出す唯一無二の反り技…珍手を可能にするのは「軟体と瞬発力」

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月16日 9時26分

またまた決めた!宇良が繰り出す唯一無二の反り技…珍手を可能にするのは「軟体と瞬発力」

「伝え反り」で宇良が高安に勝利(C)日刊ゲンダイ

 反りに反ったり大技一番、これが伝家の伝え反りーー。

 大相撲1月場所4日目、宇良(32)が代名詞の反り技を炸裂させた。

 立ち合いで高安のもろ手突きを低い姿勢でかわすと、即座にふところに入って頭をつける得意の体勢。高安の左脇に自身の頭を潜り込ませると、上体を反らせながら高安の腕を巻き込んで、ぶん投げたのだ。

 決まり手は伝え反り。2000年の決まり手改定で新しく加わった技だが、めったに出ない「珍手」として知られている。そんな技を得意としているのが、この宇良だ。

 過去、幕内では4番出ており、そのうち3番は宇良が放ったもの。22年9月場所で宝富士に決め、昨年1月場所は竜電に。そして今回だ。

「宇良は決して曲芸頼りの『サーカス力士』ではない。正統派の押し相撲をベースに、四つ相撲も取れる力士です。本人も多少は狙っている部分もあるとは思うが、とにかく体が柔らかく、瞬発力に優れた力士ですからね。高安のもろ手突きをかがんで避けたのが良い例です。立った状態から一瞬で上体を水平にしながらしゃがみ、さらにその姿勢からも前に出られる力士は宇良くらいのもの。常に腰を落とした低い体勢をキープできなければ、反り技には持って行けませんからね」(角界OB)

 宇良の相撲が見られるだけでも本場所に行く価値がある?

  ◇  ◇  ◇

 ところで、大相撲と言えば闇カジノ通いを告発された九重親方が話題をさらっている。ただ、15年前の出来事であっても、角界から同情の声は聞こえてこない。いったいなぜか。九重親方が犯していた「角界のタブー」とは何か。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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