「走らせたくない」が大学監督の本音?箱根からわずか2週間…1.19全国駅伝で心配なアクシデント
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月17日 9時26分
昨2024年全国都道府県対抗男子駅伝でスタートする1区の選手たち(C)共同通信社
19日に男子の全国駅伝(広島)が行われる。だが、19日といえば箱根駅伝からわずか2週間後。それでも出場470選手の中には箱根路を走った選手が49人も名を連ねた。
大会新記録で連覇した青学大は2区の黒田朝日(岡山)、5区の若林宏樹(和歌山)、9区の田中悠登(福井)など5人がエントリー。同大の原晋監督は、陸上競技の普及活動に取り組んでおり、この大会にも優勝メンバーを気持ちよく送り出すが、そんな監督ばかりではない。
箱根駅伝に出場する大学は、この「最大のイベント」で選手が最大限の力を発揮できるよう一年のスケジュールを組んでいるといっても過言ではない。
「だからです」と箱根常連校の関係者がこう言う。
「選手は箱根に調子のピークを持ってくる。レースが終わってたった2週間でベストな状態で走ることは無理です。故障のリスクもある。全国駅伝には『ふるさと制度』があり、これにはいい面と悪い面があるのです。ふるさと制度により、実業団と大学生の選手は、出身の中学、高校のある都道府県からも出場できる。1区間限定ですが、自治体の実力差はある程度抑えられ、中学、高校のエース級の選手たちは憧れの実業団や大学生の選手と走ることもできる。これはいい面と言えますが……」
さらにこの関係者は「悪い面」についてこう指摘する。
「一方、都道府県の強化担当は高校の先生が務めることが多く、全国駅伝の監督になるケースも珍しくない。なかでも箱根の常連校は毎年選手を勧誘する際、高校の先生や監督にお世話になっている。その人から『うちのチームで走って欲しい』と頼まれたら簡単には断れないのです」
大学生が走るのは3区8.5キロと最終7区の13キロ。箱根を走ったランナーにアクシデントがなければいいが……。
◇ ◇ ◇
駅伝と言えば、青学大が連覇を果たした箱根では、なぜ本命の国学院は負けたのか。水面下で起きていた“大誤算”とは、いったい何か。あのとき、何がおきていたのかーー。
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