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野球殿堂入りもなぜ満票逃した?イチロー氏に投票しなかった「へそまがり」の正体…得票率は92.6%で歴代6位

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月18日 9時26分

野球殿堂入りもなぜ満票逃した?イチロー氏に投票しなかった「へそまがり」の正体…得票率は92.6%で歴代6位

イチロー氏(代表撮影)

「満票じゃないの?」

 球界でも驚きの声が上がった。

 昨16日の野球殿堂入りメンバー発表。オリックスやマリナーズなどで日米通算4367安打のイチロー(51=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)は、引退から5年以上が経過した「プレーヤー表彰」の資格1年目にして選出されたものの、期待された史上初の満票での殿堂入りは逃す結果となったのだ。

 オリックス3年目の1994年に当時の新記録となる210安打をマーク。7年連続首位打者は史上最長記録だ。

 2001年の米マリナーズ移籍後も、メジャー1年目から10年連続200安打以上を放つなど、輝かしい成績を残したスーパースターなら、「満票は当然」と考えていた向きは少なくないはずだ。

 イチローは有効投票数349票中323票を集め、得票率は92.6%で歴代6位。この日ゲストスピーチを行ったあの王貞治氏ですら得票率が93.2%だったのは驚きだが、つまり26人もの人間がイチローに票を投じなかったことになる。

 これには王氏も、「中にはへそまがりもいる」と言及したほどだ。

「投票権がある記者やアナウンサーとの関係が影響したのではないか」と指摘するのは、古株の放送関係者。

「取材嫌いで有名だったイチローは現役時代、的外れな質問をした記者に対して『はい、次』とスルーしたり、『それ、答えなきゃいけないかな?』とか『学級新聞じゃないんだから』と質問をはねつけることも少なくなかった。それだけ担当記者から『恐怖だった』と恐れられる存在だった。自身同様、記者にもプロフェッショナルであって欲しいという考えがあったからこそですが、これをあくまで“記者イビリ”と捉え、いまだにアレルギー反応を示す報道関係者がいるのも確かです」

 野球殿堂は前年までの殿堂入りメンバーと、野球報道に関して15年以上の経験を持つ記者やアナウンサーらが投票する。

 なお「エキスパート部門」は、元阪神内野手で通算349本塁打の掛布雅之氏(69)が選ばれた。

  ◇  ◇  ◇

 ところで、イチローと大谷翔平はどちらも天才として知られるが、2人には「決定的な差異」がある。いったいどういうことか。何が、どう違うのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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