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木村拓哉「グランメゾン・パリ」ついにトップ奪取 中居正広"裏の顔"が暴かれるたびに好感度上昇

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月19日 9時26分

木村拓哉「グランメゾン・パリ」ついにトップ奪取  中居正広"裏の顔"が暴かれるたびに好感度上昇

木村拓哉(C)日刊ゲンダイ

 凋落すら囁かれていた木村拓哉(52)に猛烈な追い風が吹いている。木村といえば、東映70周年記念作品として2023年1月に公開された「レジェンド&バタフライ」が、20億円超ともいわれた製作費をわずかに上回る最終興行成績に終わり、昨年4月期の「Believe─君にかける橋─」(テレビ朝日系)の平均視聴率も10%を超えるのがやっとの状態だった。

 全ては旧所属事務所社長の性加害騒動が招いたことだが、自身のSNSへの投稿や、ライブでの発言などの、やることなすこと全てが空回りしてしまい、クライアントの撤退も続いたことで、木村はこれまでにない危機的状況に陥っていた。ところが、昨年12月30日に公開された「グランメゾン・パリ」(東宝/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)が、14日発表のランキングでついにトップを奪取した。

 また昨年12月29日、映画のプロモーションの一環としてオンエアされた「スペシャルドラマ グランメゾン東京」(TBS系)は、裏で「NHKスペシャル メジャーリーガー大谷翔平2024 試練と決断 そして頂点へ」という強力な番組が放送されていたにもかかわらず、わずか0.6ポイント差ではあるものの、視聴率は木村のドラマの方が上回る結果を残した。

■中居正広の“裏の顔”が暴かれるたびに好感度上昇

 木村が大健闘しているこの現状に、芸能プロダクション関係者は次のようにコメントする。

「なりふり構わず、年末年始はほぼ地上波に出ずっぱりだった木村の効果もありますが、神風を吹かせた最大の功労者は皮肉にも中居正広(52)ということになるのでしょう。中居の裏の顔が暴かれるたびに、木村の好感度が再上昇するといった奇妙な相乗効果が見られたわけです。性加害騒動があった事務所を飛び出し、話術も巧妙にMCで活躍する中居と、『もう少しお勉強をしてから物事を発信した方がいい』などと散々な言われようだった木村の立ち位置が大逆転しました」

 広告業界も木村の起用を見直し始めているという。

「今、木村の元には、新CMのオファーが次々に舞い込んでいると聞きます。その口火を切ったのが、8日に発表された『マイナビ転職』との契約。発表の数日前には、『マイナビバイト』の“顔”だった、吉沢亮(30)の泥酔侵入事件が公になり、吉沢の『マイナビ』との契約の今後が注目されていたところでの木村の新CM起用発表会に、“やっぱりキムタク、持ってるねえ……”と、会見に集まったマスコミは盛り上がっていました」(別の芸能関係者)

 さらにこんな最新のニュースも聞こえてきた。1年半ほど前から制作延期の保留状態が続き、“お蔵入り”も報じられた「教場3」(フジテレビ系)の収録がこの4月から始まるという。事務所の性加害補償問題に一区切りつきそうな進展が見られたことと、「グランメゾン・パリ」の興行的成功で一気に動き出したというわけだ。

「これまでのSnow Man目黒蓮(27)や新垣結衣(36)、川口春奈(29)といった超人気役者たちと同等の、新たなるキャスティングも続行され、制作するフジテレビは『教場3』放送と同時に映画化も視野に入れているといわれています」(芸能関係者)

 神風に吹かれた木村は、どこまで舞い上がるのか。

(芋澤貞雄/芸能ジャーナリスト)

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