岩井姉妹はヨネックス、勝みなみは母親、下部ツアーの原英莉花は? 気になる米ツアーのサポート体制
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月20日 11時23分
原英莉花(C)日刊ゲンダイ
今季の米女子ゴルフは30日開幕の「ヒルトン・グランドバケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」(フロリダ州レイクノナG&CC)から始まる。日本勢は竹田麗央(21)、山下美夢有(23)、岩井明愛(22)・千怜(22)の姉妹、馬場咲希(19)が新たに参戦。人気者の岩井姉妹は第2戦の「ファウンダーズカップ」(フロリダ州ブラデントンCC)から出場予定だ。
岩井姉妹は海外メジャーに出場経験はあるものの、年間を通して世界各国を転戦するツアー生活は初めて。だが、現地では用具契約を結ぶヨネックスがサポートしてくれるという。
米ツアー3年目を迎える勝みなみ(26)は母親が同行し、マネジメント会社も面倒を見てくれているし、古江彩佳(24)も母親が食事面など生活面を支えており、所属先の富士通も世界の各地で力を貸してくれる。
では、同じ米国でも下部のエプソンツアーで戦う原英莉花(25)はどうか。
同ツアーには、古江らがいる「格上」のツアーを目指す者が世界から集まり、ポイントランクのトップ10を目指ししのぎを削る。実績のない選手たちはスポンサーもついておらず、活動資金が潤沢ではない。一般の家庭に泊まる際もルームシェアをしたり、移動のレンタカーも複数の選手で借りている。
「2018年にプロ入りした原はこれまで賞金だけで3億5000万円以上を稼いでおり、海外の選手とルームシェアすることはないでしょう。英語が話せないので現地ではサポートしてくれる人が必要ですが、移動や宿泊、食事などの面倒は、所属先の日本通運(NIPPON EXPRESSホールディングス)が見るのではないか。北米、中南米、欧州、アジアにも拠点がありますから。それでも、“生存競争”の激しい下部ツアーで、いかに日本ツアーが恵まれていたか痛感するはずです」(ツアー関係者)
エプソンツアーは2月28日の「セントラルフロリダ選手権」(フロリダ州カントリークラブofウインターヘブン)で開幕する。今季の原は不慣れな生活と厳しい戦いが待っている。
◇ ◇ ◇
米下部ツアーの環境は本文中でも触れているように恵まれているとはとても言い難い。その詳細はどのようなものか。さらに、そこで原を待ち受ける「厳しすぎる数字」とはーー。
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