ブルージェイズに《無能なフロント》の烙印…振り回されて大損した球団は恨み骨髄、猛反撃へ【佐々木朗希ドジャース入り 5つの疑問と波紋】
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月21日 9時26分
佐々木朗希(C)日刊ゲンダイ
【佐々木朗希ドジャース入り 5つの疑問と波紋】
深追いしたばかりに、大きな傷を負った。争奪戦で大逆転を狙ったブルージェイズのことだ。
筆頭オーナーのエドワード・ロジャース3世は北中米でも有数の資産家で、メジャー屈指の資金力を武器に争奪戦の最後まで残った。
「その武器をより強固にするため、18日(日本時間)にはガーディアンズとのトレードを敢行。完全に不良債権と化したマイルズ・ストローを2年約21億円で引き取る代わりに、佐々木獲得に必要な国際ボーナスプール200万ドル(約3億1000万円)を獲得しながら、トレード成立の数時間後に佐々木からドジャース入りが発表された。地元紙の『トロント・サン』はさっそく、“単なる損失では済まない”“恥ずべき事態”“無能なフロント”と球団批判を展開しています」(地元メディア関係者)
ブルージェイズが獲得したストローは、2022年に外野手部門のゴールドグラブ賞を受賞したものの、昨季はわずか7試合の出場で、安打は1本。ガーディアンズが持つ国際ボーナスプールを譲り受け、佐々木獲得資金を増額するためだったが、ストローというお荷物を背負い込むうえに佐々木を取り逃がし、さらには金銭または選手をガーディアンズに差し出すことになったのだ。
「ブルージェイズのフロントは佐々木に恨み骨髄でしょうが、今回の争奪戦に参加したドジャース以外の19球団も代理人のウルフ氏に“スモールマーケット球団とビッグマーケット球団、西海岸と東海岸、条件を問わずにオープンに考えるだろう”とその気にさせられ、振り回された。対戦すれば目の色を変えて佐々木潰しに出てくるはずです」(前出の関係者)
海を渡って目指す「世界一の投手」への道は、いよいよ厳しいものになる。
◇ ◇ ◇
大きな波紋を広げる佐々木のメジャー挑戦について、ある球界レジェンドは「とても不安が残る」とバッサリ言い切っていた。実名でコメントした人物とはいったい誰か。なぜ「不安」なのか。実際問題、1年目の佐々木はどれくらいやれそうなのか。
●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。
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