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レジェンド落合博満氏がが佐々木朗希を《とても不安の残る1年目》とバッサリ…実際問題どれくらいやれるのか?【佐々木朗希ドジャース入り 5つの疑問と波紋】

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月21日 9時26分

レジェンド落合博満氏がが佐々木朗希を《とても不安の残る1年目》とバッサリ…実際問題どれくらいやれるのか?【佐々木朗希ドジャース入り 5つの疑問と波紋】

落合博満氏(C)日刊ゲンダイ

【佐々木朗希ドジャース入り 5つの疑問と波紋】

 佐々木は、ロッテ在籍5年間で一度も年間を通してローテを守ったことがない。そんな投手が果たして、日本よりも過酷なメジャーでやっていけるのか。

 19日、TBS系のサンデーモーニングで元中日監督の落合博満氏は、「期待はしている」とした一方で、「とても不安の残る1年目だと思う。体力的に中6~10日での日本での登板が、中4~5日での登板だと相当ダメージがくると思う。まあ果たして、1年目からどれだけの成績を上げられるか、結構、不安が出てきます」と話したのも、無理はない。

 体力面への不安に関しては、チーム周辺で「投手として復帰予定の大谷と交互に登板させることで、登板間隔に余裕を持たせる」との見立ても浮上しているが、ローテ投手として一本立ちするためには、まだまだ課題は多いのは事実だ。

「それ以上に難題なのが球速低下の問題です」と指摘するのは、ある球界OBだ。

 球団の育成システムを重視する佐々木は、メジャー球団との交渉過程で「宿題」を課している。米「ESPN」のアルデン・ゴンザレス記者は日本時間19日、その内容が「昨季、日本で速球が低下した原因を分析し、これが二度と起きないようにするためのプランを提示することだった」などと報じた。

「昨季の佐々木の直球の平均球速は約156キロと、前年から3キロほど落ちている。ロッテの吉井監督はメディアの取材に、『キャンプから調子が悪く、フォームに原因がある』などと指摘した。実際、160キロ以上を計測する割合は減り、ボールのキレやノビを示す数値も落ちていた。これを解決できないまま渡米することになったのは確かです」(ライバル球団のスコアラー)

 メジャー球団に宿題を課すほど本人の球速低下に対する悩みが深いとすれば、1年目の今季の成績に影響を及ぼす可能性がある。ドジャースは佐々木から超難問を突きつけられたことになる。

  ◇  ◇  ◇

 そんな佐々木の入団は大谷の「お荷物」になりかねない。メジャー移籍1年目で右も左も分からない同郷の後輩は体力面も含めて課題だらけ。大谷が何かと世話を焼くことになるのは目に見えていて、そこに「大谷の事情」も重なるからだ。いったいどういうことか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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