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フジテレビは株主総会に戦々恐々…宿敵ホリエモンら“くせ者”が日枝久氏ら経営陣に退陣要求も?

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月21日 9時26分

フジテレビは株主総会に戦々恐々…宿敵ホリエモンら“くせ者”が日枝久氏ら経営陣に退陣要求も?

堀江氏と日枝氏の因縁、再び(C)日刊ゲンダイ

 中居正広(52)の女性トラブルでフジテレビ編成幹部による“上納”が疑われる中、17日に開かれた港浩一社長の定例会見後、トヨタ、NTT東日本、セブン&アイ、花王、日本生命、第一生命、日産自動車などの主要スポンサーが当面、CMの差し止めを発表。20日放送の「めざましテレビ」では、軒並みACジャパンのCMに差し替えられる事態に。局アナや社員からも報道機関としての在り方、原因究明を問う声があがる中、フジはさらなる窮地に見舞われようとしている。

 港社長はトラブルが発生した23年6月時点で、中居と芸能関係の女性の問題を把握していたものの、その後、会社として沈黙していた理由として、「事案を公表せず復帰したいという女性の意志を尊重し、心身の回復とプライバシー保護を最優先に対応した」ためと話している。だが、その後も中居がMCを務める「だれかtoなかい」を何事もなかったかのように継続させている。

 さらに、「女性セブン」など週刊誌報道の直後、同社が否定していた編成幹部の関与について、今回、「今後の調査委員会の調査に委ねたい」と話すなど、後手後手ぶりが露わとなった。

 フジ・メディア・ホールディングスの株主である投資ファンド「ダルトン・インベストメンツ」から第三者委員会を求めるコメントや、海外報道が出たことで、調査委員会の設置に言及。港社長は調査委員会に第三者が入るとしながら、フジの人間が全く関与しない第三者のみで構成される第三者委員会を立ち上げるとはコメントしていない。

「一部、第三者を入れる以外はフジ関係者が入る事実上の内部委員会になることで、客観性、中立性、独立性が失われれば、真の原因解明とはほど遠い結果がもたらされる可能性が高い。港社長自身が現場時代に女子アナを接待要因としてホステス化していたと名指しされていることから、社全体で膿を出し切らない限り、あとあともっと面倒なことになるのは目に見えています。そんな中、やっかいな面々がフジのトラブル追求に名乗りを上げ始めました」(週刊誌記者)

■「日枝久、出てこい!」

《フジ・メディアHDの株買いました。日枝久、出てこい! 》

《みんなで買って現役員をクビにすりゃいいんですよ》

 Xにこう投稿しているのが、ホリエモンこと、実業家の堀江貴文氏だ。堀江氏にとってフジテレビは、自身が創業したライブドアが05年に、当時フジの親会社だったニッポン放送株を取得し、敵対的買収を仕掛けた因縁の相手。テレビとネットの融合を呼びかけ、ニッポン放送とフジテレビの親子のねじれ関係に着目し、買収に動いたものの、さまざまな妨害、圧力によって実現しなかった。

 フジテレビ株を購入し、今年開催される株主総会への出席を呼びかけているのは堀江氏だけではない。個人アクティビストを名乗るインフルエンサーの田端信太郎氏や、「NHKから国民を守る党」の立花孝志氏などくせ者たちが、株主総会に名乗りを上げている。中には、フジHD傘下でグループの収益柱であるサンケイビルの売却などを含め、解体的出直しを迫る声も。フジテレビの経営陣は戦々恐々といったところか。

 ◇  ◇  ◇

 ホリエモンが敵対視する、87歳にしてフジ・メディアHDの取締役相談役、フジサンケイグループ代表の日枝久氏が君臨するワケとは。●関連記事で報じている。

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