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新庄監督またチクリも…上沢直之に選手や関係者が同情するワケ 日本ハム提示「1億7000万円未満」説まで浮上

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月21日 11時17分

新庄監督またチクリも…上沢直之に選手や関係者が同情するワケ 日本ハム提示「1億7000万円未満」説まで浮上

ソフトバンク・小久保監督(左)に話しかける日本ハム・新庄監督(C)JMPA

「ポスティングで行って1年だめで、ソフトバンクに行く。この流れをやめてほしいというのは言いました」

 20日の12球団監督会議。日本ハムの新庄剛志監督(52)が、このオフにソフトバンク入りが決まった元同僚の上沢直之(30)の一件についてまたも一席ぶった。

 上沢は23年オフに日本ハムからポスティングでメジャー挑戦したが、レイズ、レッドソックスで結果を残すことができず、1年で日本球界復帰を決断。日本ハムは1年契約の年俸1億7000万円程度のオファーを出した一方、ソフトバンクは上沢が今季中に国内FA権を取得することを見込んで4年総額10億円を提示。争奪戦を制した。

 新庄監督は先日も「ちょっと育て方が違ったのかな」「凄く悲しい」などと発言して波紋を呼んだが、これに反論したのが、現役時代に日本ハムで共にプレーした盟友・岩本勉氏(解説者)だ。

 同氏は12日、HBC北海道のラジオ番組「ガンちゃんの『世界一面白いプロ野球の番組』」で「感情論。チームの体裁を考えた時に印象操作にしか聞こえない」などと噛みついたのだ。

 同氏は、日本ハムはかつてノンテンダーで西川遥輝や大田泰示を放出するなど、ビジネスに特化した球団であり、上沢への1年契約の提示は、あくまでビジネスとしての判断だとしたうえで、こう指摘した。

「単年で1億7000万か、4年で10億やったら、普通に考えて新庄監督も選手だったらそっちに行ってると思う。これは監督としての発言やねん。監督、せやけどチームは違うやん、ビジネスしてるやん。ホークスが破格(契約)を出しただけで、感情論を沸き立ててる。(上沢が)欲しかったらフロントに言うて金積ませたらええやん、と。(球団は新球場で)儲かってるんやから。そこに至らんかったわけでしょ。フロントも」

 SNSなどでは、上沢が球団にポスティングを容認してもらいながら、わずか1年で他球団へ好条件で移籍したことに対し、日本ハムのファンを中心に批判が殺到。ルール上は何の問題もないにせよ、過去に有原航平も日本ハムからポスティングでメジャー挑戦した後、ソフトバンク入りしたことも引き金になっている。

 が、日本ハム周辺では、岩本氏の発言に同調し、上沢に同情する声が聞こえてくる。北海道のマスコミ関係者がこう言う。

「一部で『上沢の代理人が条件ありきで動いている』などと報じられましたが、この代理人は現在、日本ハムの複数の選手と契約しており、球団とも良好な関係を築いている。移籍ルールの是非はともかく、上沢への日本ハムの提示額は23年度の年俸1億7000万円よりも低かったとの話もある。球団は条件に関係なく復帰するとタカをくくっていたのかもしれませんが、上沢クラスの投手なら他球団との争奪戦に発展するのは必至。球団もポスティングを容認した時点で、そうなる可能性は把握していたわけですからね。本気で流出を阻止したいのなら、義理人情以前に、多少なりとも条件を上積みしたはず。選手や関係者からはむしろ、上沢にソフトバンク行きを勧める声が聞かれたのは確かです」

 今の日本ハムは、補強に関して新庄監督の意見が尊重、反映されている。その発言がファンの支持を得てはいるものの、本気で上沢の復帰を望んでいたのかどうか……。

  ◇  ◇  ◇

 岩本氏しかり、そんな新庄監督の論法に「違和感を覚える」と複雑な思いを語ったのが上沢の母校で専大松戸の恩師・持丸監督だ。いったいどういうことか。また、今オフ上沢が恩師に明かしていた衝撃の「胸中」とはーー。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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