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大泉洋「室町無頼」で時代劇の完全復活なるか? 「侍タイムスリッパー」は興収8億円の大ヒット(金澤誠/映画ライター)

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月22日 9時26分

 昨年、時代劇が話題にはなったが、その主な映画の興行収入の数字を見ると、「碁盤斬り」が4億円(昨年12月23日現在、以下同)、「身代わり忠臣蔵」が4.8億円、「八犬伝」が6.6億円、「十一人の賊軍」が3.9億円と、公開規模に違いがあるので一概には言えないが、いずれも大ヒットとは言いがたい。それだけに「侍タイムスリッパー」の健闘が目立つのだが、あの作品はSF、コメディー、人間ドラマ、時代劇へのオマージュなど、複合的な要素を持ったエンタメとしての面白さが、幅広い世代から支持された。「室町無頼」もエンタメとしては、それに続く可能性を秘めた作品だけに、観客の反応が気になるところ。2025年は数字の上でも時代劇の完全復活なるか。その期待がかかる一本である。

(映画ライター・金澤誠)

  ◇  ◇  ◇

 ウクライナやガザの様子を見る限り、戦争は今も日常のすぐ隣にある。関連記事【もっと読む】大泉洋「終りに見た街」が描くのは、戦争は過去のものではないという現実的な「苦み」だ…では、大泉洋の迫真の演技について伝えている。

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