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フジ港浩一社長から消えなかったバブル臭…伊豆温泉不倫旅行に麻布十番デート、女子大生ブームの仕掛け人

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月22日 9時26分

フジ港浩一社長から消えなかったバブル臭…伊豆温泉不倫旅行に麻布十番デート、女子大生ブームの仕掛け人

フジテレビの港浩一社長(C)日刊ゲンダイ

 中居正広(52)の女性トラブルをめぐり、幹部社員の関与が「週刊文春」などに報じられたフジテレビ。17日に同社の港浩一社長(72)の会見が行われたが、案の定、大炎上した。参加できたのは「ラジオ・テレビ記者会」の記者クラブ加盟者のみで、テレビ局の会見なのに動画撮影は禁止。しかも、港社長は会見冒頭から約10分間にわたって書面を読み上げ、質疑応答では「調査委員会にゆだねたい」と繰り返した。

 フジテレビ社員がタレントとアナウンサーを二人きりにして性的に接触させることが常態化しているとの内容も報じられたが、この点について、記者からただされた港社長は「私はなかったと信じたいと思う」と答えた。さらに港社長自身が食事会に女性社員を同席させたことがあるとの報道に対し、「番組制作や企業活動に伴って、出演者やプロダクションなど取引先と懇親の場を持つことはもちろんある」とした上で「わたくしも調査対象」として明言を避けた。

「23日にはフジテレビを中核子会社とするフジ・メディア・ホールディングスが臨時取締役会を開き、日弁連が規定する『企業等不祥事における第三者委員会ガイドライン』に基づく第三者委員会の設置が議題に上がる予定です。独自の調査委員会の設置で済まそうとしていた港社長は取締役会で厳しい立場に立たされそうです」(フジテレビ関係者)

 会見で苦しい説明に終始した港社長だが、元々は1980年代にディレクターとして『夕やけニャンニャン』や『オールナイトフジ』などの番組を手がけたヒットメーカー。女子大生ブームの火付け役となり、プロデューサーに昇格すると『とんねるずのみなさんのおかげです』や『とんねるずのみなさんのおかげでした』などの大ヒット番組を生み出し、04年には『FNS27時間テレビ』も手掛けた。

■まことしやかに囁かれるフジを象徴する格言

「まさにバブル時代、最もフジテレビが勢いがあった時代にバラエティー部門の頂点に長年君臨した人物ですから、トップアイドルやトップバラエティータレントと一緒に遊んでいたエピソードには事欠きません。そのモテ方も半端なかったと聞いています。当時は『キャバクラで遊び、女性と酒を飲みながら企画書を練れ』なんて格言がフジにあると囁かれていました。フジ社内には現代とは明らかに異なる空気がありました」(フジのバブル時代を知る広告代理店関係者)

 14年には『週刊文春』が、当時62歳だった港社長が、銀座の高級クラブで働いていた30歳年下の女性と伊豆の温泉に不倫旅行をする様子を報じた。

「その後も、麻布十番と若い女性と手を繋いで、一緒に蕎麦店で食事をする姿が目撃されるなど、『70歳近くになってもあの人の若い派手な見た目の女性好きは変わらない』と呆れられていました。あの人の感覚はバブル時代から全く抜けていないんでしょう。今回の騒動も、『どうせ、世間はすぐに忘れるだろう』くらいに軽く考えていたと思います」(芸能プロダクション関係者)

 港社長は21日に社員との「対話集会」を開くというが、早く港社長が表舞台から去ることを願う社員の声が日増しに強まっている。

  ◇  ◇  ◇

 23日の臨時取締役会には、フジ・メディアHDの取締役相談役でフジサンケイグループに君臨する日枝久氏も参加する予定。関連記事【あわせて読む】フジテレビは株主総会に戦々恐々…宿敵ホリエモンら“くせ者”が日枝久氏ら経営陣に退陣要求も?…も一緒にご覧ください。

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