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豚肉を食べない金峰山のパワーの源…朝青龍に見いだされ来日、大好物は寿司や刺し身

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月22日 9時26分

豚肉を食べない金峰山のパワーの源…朝青龍に見いだされ来日、大好物は寿司や刺し身

阿炎(右)が金峰山を突き落とす(C)共同通信社

 ついに土がついた。

 無敗街道を突っ走っていた西前頭14枚目の金峰山(27)が、小結阿炎に突き落とされて初黒星。立ち合いの出足をもろ手で止められ、いなされると土俵にばったりと両手をついた。

 その間、わずか1秒。それでも、1敗の千代翔馬も敗れて単独トップはキープし、「思い切りいったけど、肩に力を入れ過ぎた。でも、体は動いている」と振り返った。流暢な日本語を話すが、出身は中央アジアのカザフスタンだ。

 母国で柔道をしていたところ、たまたま現地を訪れていた元横綱朝青龍の目に留まり、18歳で現在の目黒日大高に編入したのは有名な話。日大卒業後の2021年11月場所でデビューし、22年9月場所で十両昇進。同国出身初の関取になった。

「カザフスタンは人口の約70%がイスラム教徒。金峰山も宗教上の理由で豚肉、酒を口にしない。所属の木瀬部屋ではちゃんこに豚肉を使う際は、金峰山用に別のメニューを作っています」

 とは、部屋OB。

 195センチ、180キロの体から繰り出す、突きと押しの威力は角界随一。食事の制限がある中でパワーの源になっているのが、刺し身と寿司だという。特にサーモンに目がなく、寿司屋に行くと店中のサーモンを食いつくす勢いだという。

 初のストレートでの勝ち越しを決めた19日に、「あとは全部負けてもいいや」と周囲を笑わせていたが、すぐに「大勝ちしたい」と前言撤回、欲を見せた金峰山。今場所で初の賜杯を抱けるかどうかはともかく、八角理事長も認める素質があるだけに、今場所で自信をつければ、出世街道をまい進する可能性もありそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 大相撲と言えば、先場所限りで土俵を降りた貴景勝は、過去に2場所連続で「優勝に準ずる成績、優勝」しながら横綱になれなかった。いったいなぜか。貴乃花の元弟子だからなのか。日本相撲協会・八角理事長を直撃すると、意外な答えが返ってきた。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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