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“上納接待”疑惑でフジテレビ大激震…女子アナたちの怒りと困惑「#MeToo運動」に発展か?

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月22日 11時3分

“上納接待”疑惑でフジテレビ大激震…女子アナたちの怒りと困惑「#MeToo運動」に発展か?

フジテレビアナウンサーによる朗読劇「ラブシーン」の制作発表(2002年)/(C)日刊ゲンダイ

 元SMAPの中居正広(52)のフジテレビ勤務の女性との「9000万円トラブル」で、同社の幹部社員の関与があったと報じられたことで、50社以上のCMスポンサーの撤退が見込まれ、社の存続を揺るがす事態となっているフジテレビ。同局で流れるCMが、日に日に「ACジャパン」に切り替わる中、人気タレントへ女子アナを“上納”している疑惑が取り沙汰された渦中の同局の女子アナたちが、会社への怒りと悲鳴の声を上げている。

 19日放送の「Mr.サンデー」では、同局の藤本万梨乃アナ(29)が「私は中居さんとお会いしたこともなくて、今回のようなことについても詳しくは知らないまま、こういった状態となりました。今、根拠のない臆測にさらされて、否定する場もなく、苦しい思いをしている仲間もいます」とコメント。「これから調査をするということですが、きちんと第三者の目線で、独立性と客観性と中立性がきちんと担保される体制づくりが大事だと、私も思っています」として、会社側に説明を求めた。

「フジのアナウンサーたちは、『女子アナブーム』に踊らされ、他の局に比べ、最も“タレント化”を余儀なくされてきた。もちろん本人たちもそれを自覚し、人気を獲得することで、フリーに転身した人も多い。局側もそれを承知の上で利用してきたのですが、それと権力のある上司やプロデューサーが、彼女たちが断れない状況にあることを承知の上で、彼女たちを大物タレントへの“性上納”“性接待”に駆り出すこととは話は根本的に違う」(スポーツ芸能担当記者)というとおり、たとえ実質的な人気商売であっても、あたりまえのように性上納の道具として扱われたら、本人たちはたまったものではないだろう。

■“タレント化”のダークサイド

 フジテレビのアナウンス室は現在、重苦しい雰囲気に包まれているというが、「我々も女子アナのタレント化に加担してきたことは否定できないが」と前置きした上で、女子アナ評論家の松本京也氏はこう話す。

「今回の騒動で、フジテレビ関係者や、すべての女性アナウンサーが2次的被害を受けています。テレビ局がアイコンの一つとして“女子アナ”を利用してきた経緯があり、芸能人のような扱われ方をしてきたのは事実です。もちろん、それに見合った逸材も数多く現れましたが、特に民放キー局の女子アナなどは、本人は望んでいなくとも、生存競争を強いられたことでしょう。しかし、その究極のダークサイドとも言うべき事件が露見したことで、今後のテレビ界には厳しい視線が向けられることは確実です。人材の流出や視聴率の著しい低下さえ危惧されます。一部報道のような悪しき体質が存在するのであれば、膿を出し切るのが最善。被害経験のある女子アナが声を上げられるかどうかがカギになりそうです」

 アナウンサーは週刊誌などの直撃取材を避けるためにタクシー通勤になったという。今後、女子アナ版の「#MeToo運動」が起こる可能性が出てきた。

  ◇  ◇  ◇

 フジテレビには「天皇」と呼ばれている人物がいるらしい。関連記事【もっと読む】フジ女子アナ“上納接待”疑惑「諸悪の根源」は天皇こと日枝久氏か…ホリエモンは「出てこい!」と訴え、OBも「膿を全部出すべき」…では、同社相談役取締役の日枝久氏の強権ぶりについて伝えている。

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