GACKTや要潤も物申した! 中居正広の芸能界引退に広がる「陰謀論」のナゼ
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月25日 9時26分
トラブルは事実(C)日刊ゲンダイ
「私、中居正広は本日をもって芸能活動を引退いたします。(略)私がこれまでに携わらせて頂きましたテレビ各局、ラジオ、スポンサーの皆さまとの打ち切り・降板・中止・契約解除等に関する会談がすべて終了し、本日となった次第でございます」
タレントの中居正広が23日、芸能界からの電撃引退を発表した。
「女性セブン」(小学館)や「週刊文春」(文芸春秋社)などが中居と女性を巡るトラブルを報道。“舞台”となったフジテレビはスポンサー企業のCM出稿差し止めが相次いでいることなどから、表舞台から身を引くことで騒動の早期火消しを図ったとみられている。
女性とのトラブルとは一体何だったのかは分からない。だが、中居が9日に公表した「お詫び」で「トラブルは事実」と認め、さらに引退を報告した文書でも「全責任は私個人」と記述している。つまり、中居が引退を決断しなければならないほどの「重大なトラブルを引き起こした」のは間違いないのだが、一部のファンはそう考えていないらしい。
《何があったのかも分からないのに中居くんを潰したマスコミ》
《中居くんは悪くない。憶測で中居くんをバッシングしたオールドメディアが許せない》
SNS上では中居擁護論が目立ち、24日朝には一連の問題を報じてきた「週刊文春」に対する口撃なのか、「#文春廃刊」というワードがネットでトレンド入りした。
■報道しなければ中居と女性のトラブルは闇に葬られ、フジの体質も変わらないまま
またミュージシャンのGACKTがX(旧ツイッター)で、中居の引退を報じる記事を引用しつつ、《これ、裏があるとしか思えないんだがな》と投稿。俳優の要潤(43)もXで、《仕事の時よりプライベートの時の方がより人格者でスターとしての存在感は強かった》《辞めても何も解決しないし、法に委ねて決裁が下って罪を償っても社会の同調圧力によって社会的地位から抹殺されるのであれば法律は何のためにあるのだろうか。加害者も被害者も救済を受けられる社会になって欲しいと思う》などと記した(後に削除)ことから、《その通り》《これは中居くんだけに罪をかぶせたフジの陰謀》といった意見が飛び交う事態に。
だが、「女性セブン」や「週刊文春」が報道しなければ中居と女性のトラブルは闇に葬られ、人権を軽視する旧態依然としたフジテレビの体質も変わらないまま。最悪の場合、フジで同様の被害者が出ていた可能性だってあるのだ。
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