東京マラソンで日本人選手が狙う「カネと名誉」…優勝は無理でも特典てんこもり
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月25日 9時26分
昨2424年東京マラソン、日本勢トップは9位の西山雄介(C)日刊ゲンダイ
見せ場はつくって欲しいものだ。
1月26日には大阪国際女子マラソンの号砲が鳴る。その3日前の23日、3月2日に行われる東京マラソンのエントリーランナー110人が発表され、正月の箱根駅伝の連覇に貢献した青学大4年の太田蒼生が初のフルマラソン挑戦ということで注目が集まりそうだ。
9月の世界陸上(東京)を狙う国内招待選手は、パリ五輪6位入賞の赤崎暁、20年大会で2時間5分29秒で4位に入った大迫傑、昨年のベルリンで日本歴代2位の2時間5分12秒で6位に入った池田耀平(花王陸上競技部)、パリ五輪1万メートル5位入賞のB・コエチの4人。
海外からは、パリ五輪1万メートル金のJ・チェプテゲイ(ウガンダ)に、昨年の東京マラソンで2時間2分16秒の好記録で優勝したB・キプルト(ケニア)ら16人が参戦予定だ。
東京マラソンは高額賞金のレースとして海外でも有名だ。優勝は1100万円。世界記録を出せば別途3000万円の賞金が出る。順位による賞金は10位(10万円)まで。2位でも400万円と大きい。毎年アフリカ勢が目の色を変えて走るため、昨年も8位までが外国勢。日本人最高は2時間6分31秒で9位の西山雄介だった。
今回も日本勢は優勝争いに関しては蚊帳の外。狙うは、日本人限定の賞金と名誉だ。鈴木健吾の持つ日本記録(2時間4分56秒)を更新すれば500万円を手にできる。同時にこのレースはJMCシリーズⅣの最終戦。ポイントレーストップが600万円の賞金とともに、9月の世界陸上の代表切符も得る(対象競技で参加標準記録の2時間6分30秒突破が条件)。
現在のポイント1位は西山、2位吉田祐也、3位其田健也と続く。先頭のペースぺーカー(PM)は2時間2分前後というから、日本選手がついていくのは事実上無理。2時間3分台を目指す2番手のPMについていくのも厳しいだろう。そうなれば2時間5分台の設定で走る3番手のPMの後ろで別次元のレースを展開しそうだ。
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