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推し活OL2人が免許証偽造し「当選者」なりすまし…WEST.のコンサートで捕まったお粗末な手口

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月25日 11時12分

推し活OL2人が免許証偽造し「当選者」なりすまし…WEST.のコンサートで捕まったお粗末な手口

(写真はイメージ)/(C)日刊ゲンダイ

 東京在住のOL2人が人気アイドルグループ「WEST.」のコンサートを見るため、「当選者」になりすまし、公演会場に入場しようとして捕まった。

 チケットを購入できなかった「推し活仲間」をコンサート会場に入場させるため、運転免許証を偽造したとして、東京都港区の会社員、和田怜子容疑者(29)が21日、有印公文書偽造の疑いで大阪府警南署に逮捕された。

 和田容疑者は昨年11月から12月にかけ、自宅や宿泊先のホテルでパソコンとカードプリンターを使って、ファン仲間で杉並区の会社員、脇山美乃里被告(28)の運転免許証を偽造した。

 脇山被告はコンサート当日の12月25日、会場となった大阪市中央区の「松竹座」を訪れ、和田容疑者から渡された偽造免許証を提示して会場に入ろうとしたが、免許証の質感が不自然なことに気付いたスタッフに「偽造と思われる免許証で入場しようとした女性客がいる」と通報され、偽造有印公文書行使、詐欺未遂の疑いで逮捕、起訴された。

「偽造運転免許証の写真自体は脇山被告のものだったが、記載してあった住所、氏名、生年月日は他人のものだった。会場のスタッフがすぐにニセモノだと気付いたぐらいだから、一見して本物ではないと分かるような雑な作りだった。脇山被告から事情を聴き、和田容疑者が偽造したものだと判明した」(捜査事情通)

■自宅からは他人の偽造運転免許証が20枚以上も

 和田容疑者と脇山被告は「WEST.」の熱烈なファンで、昨年初めぐらいに知り合った。脇山被告は昨年暮れに松竹座で開催された「デビュー10周年記念公演」のチケット購入に応募。料金は一律1万2000円でかなりの人気だったことから、脇山被告は当選確率を上げるため、知り合いの名前を使って複数応募し、「知人の名前」でチケットをゲットした。

「主催者側はチケットの転売を防ぐため、今回から来場者全員に劇場入り口で身分証明書の提示を求め、本人確認をする方針を打ち出した。これまでファン同士で名前を貸し借りしてチケットを手に入れ、お互い融通し合うことがあったが、初めて本人確認が必要になった。困った2人は名前を貸してくれた当選者になりすまそうと考え、運転免許証を偽造することを思いついた。今後も繰り返し、同様の手口で入場しようとしていたのだろう。和田容疑者の自宅からは20枚以上の他人の偽造運転免許証が見つかった。仲間同士で分け合っていただけだったが、このまま放置しておけば、第三者に転売する可能性も考えられる」(捜査事情通)

 本人たちは「軽い気持ち」だったかもしれないが、他人名義の運転免許証を偽造した有印公文書偽造罪と偽造有印公文書行使の法定刑はいずれも1年以上10年以下の懲役。ズルの代償は小さくない。

  ◇  ◇  ◇

 フジテレビが約1年半にわたって中居正広の女性トラブル放置してきたことが判明。同局は中居の冠番組「まつもtoなかい」と「だれかtoなかい」をなぜ問題を把握した後も放送を続けたのか? 対応が遅れた理由として、意外な理由が囁かれている……関連記事【もっと読む】で詳しく報じている。

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