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小笠原慎之助ナショナルズ入り!水面下で激化していた争奪戦の舞台裏…プロ野球でタイトル無縁でも大人気のワケ

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月26日 9時26分

小笠原慎之助ナショナルズ入り!水面下で激化していた争奪戦の舞台裏…プロ野球でタイトル無縁でも大人気のワケ

小笠原慎之介(C)共同通信社

 中日の左腕・小笠原慎之介(27)のナショナルズ入りが決まった。

 昨年の12月10日にポスティングシステムによる移籍交渉手続きを申請。同じく入札制度を利用した前ロッテの佐々木朗希(23)、前阪神の青柳晃洋(31)がそれぞれドジャース、フィリーズとマイナー契約を結ぶ中、日本時間25日午前7時に交渉期限を迎えた小笠原の新天地も決定した。

「交渉期限ぎりぎりまで去就未定の状態が続いていましたが、水面下では複数球団による争奪戦が展開されていました。少なくともメッツ、ジャイアンツ、カブス、エンゼルス、ブルージェイズ、レッドソックスの6球団からオファーが届いたといいます。いずれも資金力があり、しかも佐々木朗希の獲得に乗り出していた球団ばかりです。朗希サイドが移籍先の最終候補をドジャース、パドレス、ブルージェイズの3球団に絞って以降、小笠原争奪戦はさらに激化したようです」(メジャー関係者)

 日本通算9年間で46勝65敗、防御率3.62。主要タイトルとは無縁だったが、左の先発は米球界でも貴重で、決め球のチェンジアップの精度も高評価。ローテの4番手、5番手候補として需要があるといわれていた。

 昨季はメジャー1年目の左腕・今永昇太(31)が、カブスで15勝3敗、防御率2.91と結果を出した。小笠原も続きたい。

  ◇  ◇  ◇

 中日といえば、来オフは柳裕也の流出危機に瀕している。確かにFA取得見込みとはいえ、なぜそう見られているのか。いったい何が起きたのか。柳が食らった「異例すぎる球団の対応」とはーー。

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