巨人・秋広優人は打つも打たぬもメンタル次第…“当てにいく打撃”のままではレギュラー獲得は遠い
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月27日 11時23分
中田翔と自主トレをする秋広優人(C)共同通信社
当然、首脳陣もそれを望んでいる。
巨人の秋広優人(22)が4年連続で中田翔(中日)と行っていた自主トレを終え、筋量アップに成功。自身初の開幕一軍入りとその先のレギュラー獲得に手応えを口にした。
「高卒5年目を迎えて一塁、外野での出場機会を狙いますが、一塁には新外国人のトレイ・キャベッジが加入し、主砲の岡本和真が外野に回る可能性がある。外野のポジション争いは熾烈を極め、現時点での優先順位は高くないというのが実情です」(巨人OB)
入団3年目の2023年に121試合に出場して打率.273、10本塁打とブレークの足がかりをつかんだものの、昨年は26試合の出場にとどまり、本塁打ゼロ。巻き返しを誓って参加したオフの豪州ウインターリーグでは23試合で打率.321、2本塁打と結果を残した。
「阿部監督からは、昨年から強いスイングを求められている。本人も分かっていながら、でも、実戦になると結果を欲しがるあまり、スイングが小さくなり、当てにいくような打撃に終始してしまう。二軍でも昨年は96試合で2本塁打に終わりました。凡打を恐れ、慎重になり過ぎ、結果、相手にストライクを先行されて、いよいよ当てにいくだけのスイングになる悪循環。技術もさることながらメンタルの部分が大きいのです」(チーム関係者)
身長200センチ、体重100キロの立派な体を、縮こまらせ、なでるようなスイングをしていては確かに魅力は半減。阿部監督は昨年の秋季練習で若手に対し、「目標は脇腹の肉離れ」と冗談めかして“マン振り”指令を出していた。
かけたハッパはそのまま秋広に対する言葉でもあるのだろうが、このオフの巨人は総額70億円ともいわれる大型補強を敢行した。
ただでさえ厳しいポジション争いはより激しさを増し、結果を出せなければベンチどころか容赦なく二軍行き、という状況だ。秋広を含めた若手のメンタルが試される年になりそうだ。
◇ ◇ ◇
秋広と同じく、外野のポジションを狙うのが22年ドラ1の浅野翔吾だ。いったいどれくらいの勝算がありそうなのか。現時点で浅野が直面している厳しい現状とは、どのようなものか。
●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
巨人・浅野翔吾ポジション争いの勝算? 外野陣は岡本、ヘルナンデス、丸の3人でほぼ決まりだが…
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月25日 9時26分
-
秋広優人に覚醒の期待「20本以上いける」 重量打線復活へ…球団OBがキーマンに激推し
Full-Count / 2025年1月24日 8時10分
-
巨人・丸佳浩の2000安打を阻む「2人の刺客」…外国人補強のシワ寄せで「外野の1枠」争いへ
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月9日 9時26分
-
【巨人】坂本勇人の後継者は誰に?ショートのポジションが激戦区 「ドラフト2位」ルーキーも有力候補
J-CASTニュース / 2025年1月7日 16時4分
-
巨人で激化する争い…1842安打の35歳も正念場 「3」枠を狙う助っ人&逸材野手
Full-Count / 2025年1月5日 8時10分
ランキング
-
1賭博容疑の丹羽孝希、岡山リベッツから事実上の“追放” 不起訴でも再契約の可能性「ありません」
スポーツ報知 / 2025年1月30日 19時36分
-
2【大相撲】行司の木村勘九郎が暴力行為で出場停止 後輩行司の腕をつねってアザを負わせる
東スポWEB / 2025年1月30日 17時33分
-
3世界一貢献も放出…ド軍退団27歳にファン涙 綴った思い「想像以上だった」
Full-Count / 2025年1月30日 10時24分
-
4巨人が“大型補強したシーズン”を振り返る…「ラミレス、クル-ン入団」の2008年は稀に見る成功例だが、大失敗した年も
日刊SPA! / 2025年1月30日 15時52分
-
5巨人・戸郷&甲斐 23年“世界一バッテリー”早くも再タッグ
スポニチアネックス / 2025年1月30日 5時31分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください