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波瑠「アイシー」は最後まで“完走”できるか…フジテレビ大逆風で連続ドラマも打ち切り危機?

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月28日 9時26分

波瑠「アイシー」は最後まで“完走”できるか…フジテレビ大逆風で連続ドラマも打ち切り危機?

目力がある(C)日刊ゲンダイ

 21日にスタートした波瑠(33)主演のフジテレビ火曜ドラマ「アイシー〜瞬間記憶捜査・柊班〜」。脚本家の高橋悠也氏による完全オリジナル作品で、波瑠が演じるのは“カメラアイ”と呼ばれる瞬間記憶能力を持つ捜査一課強行犯係「柊班」の主任・柊氷月である。

「ロングヘアをなびかせて、さっそうと歩く様子。ストーリー展開と全体に流れる雰囲気。今は亡き竹内結子さん主演のフジテレビの連ドラ『ストロベリーナイト』を思い出すと感じた視聴者も多かったようです。ただ、竹内さんの方が刑事役は板についていたというか……波瑠さんは声がふんわりとしているからか、強い口調と低い声で犯人を取り調べる様子は、少し迫力が足りないんですよね」(テレビ誌ライター)

 一度見たものは瞬時に記憶し決して忘れない。それがカメラアイで、いわば特殊能力だ。ドラマ放送時には何度も波瑠の目元のアップがあり、目が大きく目力のある波瑠には《適役》なんて声も出ている。

「フジテレビのドラマで“特殊能力”といえば、前クールの“ゼンケツ”こと『全領域異常解決室』が思い出されます。あちらは神が持つ能力ですが、面白さが口コミで広がり、最終的には映画化やパート2を望む熱烈なファンをつくった。続けて『アイシー』も当たれば、《特殊能力ものといえばフジテレビ》というイメージが視聴者に定着して、その次も作りやすくなるかも。なのですが……」(芸能ライターのエリザベス松本氏)

 今のフジテレビはそれどころじゃなくなっている。電撃引退した中居正広さん(52)の女性トラブル報道をきっかけに大炎上。CMはACジャパンだらけが続いている。

「『アイシー』だけではなく、月9をはじめ、他のフジテレビ系のドラマ全部にいえることですが、途中打ち切りという事態もゼロではなくなってきたのかもしれません」(前出のエリザベス松本氏)

■かつては「家族のうた」が低視聴率で打ち切りに

 フジテレビで言えば、かつてオダギリジョー(48)主演の「家族のうた」(2012年4月期)が低視聴率を理由に途中で打ち切られたケースもある。もちろん「アイシー」の出演者たちは何も悪くない。波瑠もこれまでの役柄とは少し異なった《強くクールな女》がカチッとハマれば、役者としてまた新たな扉を開けるはずだったのだが……。

「スポンサーが降りるだけではなく、ロケ地を借りられないなど、ドラマを制作する上で致命的な事態になっていると聞きます。街歩きをするバラエティー番組でも、《フジテレビの番組なら来店NGで》などと協力を拒否する店が出てくるかもしれない。いまフジテレビに取り上げられて話題になったりしたら、宣伝というよりネガティブキャンペーンになりかねませんからね」(大手広告代理店関係者)

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