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黄色い鼻水は放置してはいけない…風邪や花粉症から副鼻腔炎へ

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月28日 9時26分

■子どもの場合は発育へ悪影響

 副鼻腔炎を疑う症状があれば、長引かせたり繰り返したりしないために、耳鼻咽喉科でしっかり治療を受けることが肝要だ。子どもの副鼻腔炎では、睡眠の質を低下させ、成長に影響を与える場合もあるので、親が注意を払いたい。

 日本気象協会の発表によると、今春の花粉飛散量はほとんどの地域で多くなる。前述の通り、花粉症は副鼻腔炎の引き金となるので、万全な対策で花粉症の症状を最小限に抑えたい。

「シーズン中はマスクや眼鏡をつけて抗原(花粉)を回避する。アレルギー疾患は自然治癒することはないので、我慢せず花粉症の薬を服用する。ストレスをためず、良質な睡眠を取り、お酒とたばこは避けてバランスの良い食生活を意識してください」

 最近よく聞く「花粉症は小麦を抜けば改善する」説。これについて質問すると「小麦アレルギーなら、食事から小麦を抜くことで鼻炎などの症状は改善します。しかし小麦アレルギーでない人が小麦を抜いたところで花粉症改善とはなりません」とのことだった。

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