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Kōki, 主演2作目『Touch/タッチ』高評価のワケ 飛躍の追い風にしたい父キムタクの“完全復活”

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月29日 9時26分

Kōki, 主演2作目『Touch/タッチ』高評価のワケ 飛躍の追い風にしたい父キムタクの“完全復活”

左から中村雅俊、Kōki,、本木雅弘(C)日刊ゲンダイ

 モデルで俳優のKōki,(21)の芸能活動が、正念場を迎えつつある。1月25日、Kōki,は本木雅弘(59)、中村雅俊(73)がとともに都内で行われた映画「TOUCH/タッチ」の公開記念舞台あいさつに登壇。日本人女性とアイスランド人男性の熱烈な恋を描く感動作で、原作者、監督、主演男優は、すべてアイスランド人となっているが、Kōki,は主人公が愛した日本人女性のミコという重要な役を演じている。

 今年のアカデミー賞の国際長編映画部門にも、アイスランド代表としてノミネートされた今作のヒロインを見事に射止めたKōki,。作品を手がけたバルタザール・コルマウクル監督は、アメリカ公開時の記者会見で、両親が日本のセレブリティであることを知らずに、実際のKōki,に会い、即決したと語っている。

 今作で父役を演じた本木は、舞台挨拶で急きょ初めて本読みをした際、Kōki,が台詞の全てを暗記していたことを明かし、「お父さんは本読みの時から完璧に台詞を入れてるという噂を業界内で聞くので。そういうことかと」と実父である木村拓哉(52)と同様のプロ意識の高さを評価した。

 これに対し、《英語圏での映画界で活躍された方が、両親のイメージが無いから女優として開花の可能性が有ると思う》と、イギリス系のインターナショナルスクールに通っていた語学堪能なKōki,の女優としての可能性を感じるという声も散見されている。

■飛躍のカギは俳優かモデルの一本化

「二世の場合、親の名前から離れたところでまず地道な実績を作れるかが、やはり重要だと思います。例を挙げると杏さんは18歳で単身でパリに行き、パリコレのオーディションを受け、モデルとしての実績を積んでいますし、最近だとMr.Children・桜井和寿さんの息子である櫻井海音さんが、バンドを辞め俳優一本に絞り、TBS日曜劇場『VIVANT』で堺雅人さんが演じた乃木憂助の青年時代の役や、人気漫画の実写作『推しの子』メインキャストをしっかりと演じ、俳優としての評価を地道に積み重ねたことで、桜井さんの息子だと知らなかったという人も多いようです。何か一つのジャンルに絞り、大衆が納得する実績を作ることが、今のKōki,さんの課題といえるでしょう」(芸能所関係者)

 Kōki,は15歳でデビューした直後にブルガリの最年少かつ日本人初アンバサダーや、シャネルの日本人初ビューティーアンバサダーに就任。22年公開のホラー映画「牛首村」で女優デビューし、ブルーリボン賞新人賞を受賞するも、《実力が伴っていない抜擢ばかり》という厳しい評価が目立っていた。しかし、そんなKōki,の強力な追い風となりそうなのが、父である木村の再評価だ。

「中居正広さんの女性トラブル報道を機に、ノースキャンダルである木村さんのプロ意識の高さや、家族や仕事仲間、後輩などを大事にする姿勢が再評価されており、木村一家に対する評価の風向きも変わり始めている印象も受けます。とはいえ、いつまでも話題性先行の大抜擢の仕事ばかりだと、せっかくの追い風が無駄になってしまう可能性も高いでしょう。今回の映画のように、語学力を活かした女優としての活動で実績を重ね、日本での活動に繋げていくというのがベターだと思います」(芸能ライター)

 Kōki,は父である木村の再評価によって生まれた追い風を、自らの評価へと繋げることができるか。

  ◇  ◇  ◇

 Kōki,の父である木村拓哉が本木雅弘を尊敬する理由とは? 関連記事【あわせて読む】ハリウッド進出が囁かれるKōki,にチラつく本木雅弘の存在…父キムタクの「理想の役者」…も一緒にご覧ください。

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