巨人はトランプ政権誕生に大喜び! 絶対守護神マルティネスのメジャー流出懸念に終止符
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月29日 9時26分
マルティネス(C)共同通信社
「おカネではなくてプレーオフに出たい。リーグ優勝できるチームに行ってみたいという気持ち」
昨季中日で43セーブを挙げ、2年ぶりにセーブ王を奪回した絶対的守護神・ライデル・マルティネス(28)が、26日に行った巨人の入団会見でこう語った。
通算166セーブ。4年契約で年俸12億円、総額50億円を超える超大型契約にもかかわらず、「カネじゃない」と言われても説得力はないが、古巣の中日関係者によれば、「これまでに何度か流出を危惧する事態がありました」とこう言う。
「ライデルにはメジャー志向がある。実際、代理人筋に移籍をする意思があるかどうか、メジャー球団から問い合わせがあったことは1度や2度ではないと聞いています」
現在、キューバ選手がメジャーでプレーするには、亡命する以外に方法はない。2018年に当時の米国オバマ政権が「キューバの野球選手が亡命せずにMLBでプレーできる」とした新協定を締結させたが、その後にトランプ政権が誕生するや即撤回となった経緯がある。バイデン政権で再び融和路線に戻るとの期待があったが、進展しなかった。中南米の野球事情に詳しい球界関係者が言う。
「ライデルのメジャー志向は変わっていない。あと2年間プレーすれば外国人枠を外れる見込みのため、巨人との契約は、2年後に見直す条項が含まれているともいわれるが、第2次トランプ政権が誕生したことで、少なくても任期の4年間は、亡命しない限りメジャー挑戦は不可能。ライデルは亡命してまでメジャーでプレーする気はない。巨人が提示した年俸12億円は破格ですが、メジャー流出の懸念がなくなったわけですから、巨人にとってトランプ政権誕生は万々歳でしょう」
マルティネスは中日との契約が切れる昨年、「先のことは分からないけど、キューバ人がメジャーに行くには、亡命しなければならない。でもボクは亡命したくない。本当のことを言うと、ボクはドラゴンズに残りたいんだ」と地元テレビ局に答えていた。
マルティネスは昨27日、ジャイアンツ球場に初登場。室内練習場でキャッチボールなどを行い、自身初の宮崎キャンプへ準備を進めた。
◇ ◇ ◇
そんなマルティネスの起用法について、評論家の権藤博氏は日刊ゲンダイの連載で「私が巨人の監督なら、八回・マルティネス、九回・大勢で行く。格からして当然だ」と語っている。いったいどういうことか。なぜ大勢の方が「格上」なのか。その真意とはーー。
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